オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


ドミニクとアレックスのレイエス兄弟のタクティクス

Category: MMA   Tags: ---
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廃墟では夏が来るのが早すぎやしませんか。ろくなことがないUFCのライトヘビー級のなかで久しぶりにパフォーマンスの鋭さに目を奪われたのがドミニク・レイエス。昔はケイン・ヴェラスケスが一線を引き、ドスサントスが急落して以降ヘビー級がだめになってきてるなかでライトヘビーはまだまだスターが充実しているぞと思っていた時代もあった。

今ではJJがコーミエの名勝負を制したと思いきやドラッグテストに引っかかるなんて現実を見せられる生きた廃墟だ。何度も栄光に泥を塗る姿を見せられていい加減うんざりなんだ、王様はどこにもいなかったというあまりにもひどい結末がついて回り、現実の出来事とは教訓も風刺も読み取ることのできない荒寥としたものであることを思い知らされる。

ここ数年のフライ~ライト級の充実度をみていても、今やMMAではフィジカルの要素よりもいかに伸びやかで、力みを減らした柔らかな動きができるのかでかなり違ってくる。UFCがここ何年かで階級差マッチを組むのは自ら作り上げた階級ごとの権威を失わせる行為であるが、一方で中~重量級を取り巻くフィジカル時代に区切りをつける内容も含まれていたと思う。ウェルターの中でもフィジカル系のロビーローラーを、下の階級のドスアンジョスが完封してしまう試合は様々な意味で象徴的だった。

とはいえウェルター以上の階級ではまだフィジカル要素を軸にした動作は少なくなく、軽量級で起きた身体の使い方のルネサンスは一部にしか及んでいない。当の軽量級の全ての選手が力みを外した動きができているわけではないが、トップのそれは全く違う。

その意味でライトヘビー級で、しかも力みまくっててもおかしくないような競技前歴をもつドミニク・レイエスは一体どんなふうにあの動きを手に入れたのか。階級下である兄のアレックス・レイエスとの関係ゆえなのか。 

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オープンフィンガーグローブのワイクルー

Category: プロ格闘技   Tags: ---
廃墟で次はビデオゲームはアジア関連(台湾など)取材に行きたいなあと思っています。

ONEfcではV.Vmeyの属する女子アトム級でもアンジェラ・リーのようにリーチが長くて、しかも身体の使い方も上手いのがいるから大変すぎるよと思ったり、近年のACB(これもONEと近しい時期、2012年に旗揚げした団体なのだな)の台頭や、ヴェウドゥムもKOしちゃうアレクサンダー・ヴォルコフなどヌルマゴメドフの他にもMMAでロシアの存在感が増してる中でフォラヤンと青木は意外にどうなるのか、昔北岡が大晦日にやられていたけどと思いきや上手くクリアーしていたり、島田レフェリーは相変わらずフジテレビが放映しているわけでもないのに試合を作る動きばかりすることが見られた。

でも個人的に面白いことになってると感じたのはムエタイがケージの中で、オープンフィンガーグローブで試合している姿だったりする。いまから5年か6年前くらいだったか、立ち技興行についてはMMA軽量級で起きているような変化ってそれほど感じて無くて、わりと身体の動作に力みや硬化を感じることが多く、自分は観ていてむずむずする印象が残ったのを覚えている。

それが選手層の厚い薄いの問題か、リングの上みたいな競技のフォーマットの問題かはわかんないけど当時はMMAがどんどん力まない身体使いになってるかに見える中で、じゃあMMA的なフォーマットから立ち技やったらどうなるのなんて思っていた。ONEのオープンフィンガームエタイはそんなふうに見てたころを思い出した。

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テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

アジアストロー級の光景

Category: 「見立て」の格闘観戦記録   Tags: ---
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Onefcストロー級王者戦 アレックス・シウバvs内藤のび太2

廃墟ではカプチーノのショートを頼み、コンセントのある席でスマートフォンに充電をしながら地道な作業を進めます。MMAの男子最軽量級ストロー級くらいになるとほんとうにフィジカル要素で抑え込んじゃったりとかリーチ差の要素で試合展開が見えるようなことは少なく、身体の使い方のうまさで決まっていく別競技に見える。フライ級以下のトップコンテンダーになると、ほとんどの動きに力みがなくって、中量級以上のMMAが試合のシークエンスのなかで大なり小なり持っている力みがほとんど見えない動きで試合が成立してる。

アレックス・シウバvs内藤のび太はそういう柔らかさで成立している試合だと思った。因縁の再戦、お互い30代中盤という年齢(今時のアスリートの年齢とパフォーマンスの変化ってどうでしょうね)ながら力みやフィジカル抜きの、純粋な技術力や身体の使い方の試合。内藤選手のレスリングとグラウンドでキープする試合の老獪さと伸びやかさはのび太というより水谷豊みたいな感じだったけど。

近年はさらに軽量級が新設されていて、ストロー級はUFCでも現在開設されていない階級っていうのもあって独特の立ち位置でもある。体格的にアジア周辺の選手のボリュームゾーンでもあるから、内藤選手の王者奪還はいよいよボクシングのWBAのニッチ階級でチャンピオンを取っているのも思い起こす。

前回の試合が序盤にスタンドでの交戦でポイントをとられていたところ、後半から内藤がレスリングでの闘いで展開を打開したそれが再戦でも生かされている。テクニカルにシウバをテイクダウンし、普通に相手の関節技の仕掛けを外しつつポイントをとっていく。そのタクティクスをフルラウンドで成立させている。タクティクスが完璧にハマった試合展開での内藤の動きはむしろ柔らかな動きがずっと続いていた。




そうした活躍の流れでプロフェッショナル修斗ストロー級の猿田洋祐の防衛戦を観ると、これもすごく身体使いの上手さみたいな感じ。王者をとった澤田龍人との試合がスタンドでの距離間から測りあう固めの展開だったことを思うと今回の村田一着は持ち味だしやすい相手だったというのもあるのか、伸びやかな動きだったなと記憶に残っている。

ストロー級の男子最軽量級はまだまだニッチさがあるけれど、いずれも上階級にあるノイズ部分(フィジカルもリーチもノイズっていっちゃうのもあれだけど)がとりわけ少ないとも言え、かなりテクニカルな部分で展開が決まってる印象がある。ここの階級がアジア方面でもう少し加熱していくとして、たとえばRoadFCあたりでも新設されていくとしたらその時は北米の光景とはかなり違うものになりそうで期待してる。

興行イベントと別にMMAの現実は軽量級方面がここ数年はコナーマクレガーも込みで加熱していたわけだけど、ここに来てアジア方面はどうなるのか。とか思いながら格闘技代理戦争見てたら次回予告で桜井マッハと青木真也がケンカしてた。廃墟とは、SNSの言説のことなのです。

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堀口恭司が最強のメイドインジャパンって今ATTじゃねえかよ

Category: 見立てのMMA観戦記録   Tags: ---
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廃墟からランニングしています。タイトルは今更ですね。彼のスタイルを作り上げてるのは今のアメリカの先端だよ。 

RIZINみたら変な悪寒みたいな感じがあるのかな~と思ってたがそうでもなくなってきた。やっぱり天心とRENAを推したい運営ゆえの、いま売りになる顔役が共に立ち技ベースだという変な感じはあったけども、総じて他団体のトップやチャンピオンのみを起用している大会だったのでリング版の世界の中堅MMA団体みたいな気持ちで見ることができたのでよかった。

真珠オークライヤーから把瑠都を起用しているあたりはざわざわと血の気が引いていく思いになったのだが、興業用のフックを取り払ってみればそれなりの興行と言えなくもない。関係ないがマネル・ケイプにアンゴラ番長という通り名がついていたが元ネタのにゃんこスターが消えつつある現実に耐えられなかった。

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テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

テレビ格闘技2018

Category: ウェブ線上の批評   Tags: ---
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廃墟から代理戦争を見ています。2003年くらいはテレビの格闘技がそのまま格闘技で進行してる現実の45%近くはフォーカスしていたんじゃないかと思う。

今から8年前、このブログをスタートしたあたりだったら「格闘技選手もプロとしてメジャーに上がるならアピールしろ。自分を出せ」みたいな話をしていても、ぎりぎりTV放映もあったしそれなりに持ってはいたんだだけど、もうさすがに今(当時もだが)それを言っても無意味だなと思うだけだ。

「MMAがスポーツになったからつまらなくなった」だからスポーツとはかけ離れた選手つれてくるべきみたいな意見、まだ見かけるがもはや懐かしい。ジャイアントシルバの重力から逃れられない。なんて書いている自分もテレビ放映のメジャー興行の持つ、わかりやすくフォーカスする重力に足を取られている一人ではある。その意味でいま格闘技の現実にまともに対応していこうとする放映局はAbemaなんだろうなと感じている。ネット放映局時代の格闘技が、格闘技の現実をしみじみと(他に形容が思い浮かばない)フォーカスしている。

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プロフィール

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ビデオゲームというフィルターから俯瞰する、現代エンターテインメント総合批評
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ひっそりとド偏見アニメネタレビュー「14ー21歳のセックスか戦争を知ったガキのモード」「もスタートしましたので、妙に少なくない格闘技ファンとアニメファン兼用の方はこちらもよろしくお願いします。

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