オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


オウシュウベイコクベースオブジイヤー2014

Category: 年別ベスト   Tags: ---
KVG.jpg
ウェルター級にて去年最も印象深かった一人 ケルヴィン・ガステラム

 ここ何年もおんなじこと言ってるとはいえ、今年は例年以上にUFCばかり観ていた。世界各地の選手をホームとした興行を起こすことによる、北米本土にとどまらない展開によって興行数が増加。選手層が厚く切磋琢磨の激しい階級たる中軽量級が中心となって現代MMAを牽引していた年だった。

MVP

1・TJディラショー
2・アンソニー・ペティス
2・ハファエル・ドス・アンジョス
2・エジソン・バルボーザ
2・ボビー・グリーン
2・ドナルド・セローニ
2・ウィル・ブルックス
2・ジョシュ・トムソン
2・ベンソン・ヘンダーソン
10・ケルヴィン・ガステラム


ベストバウト

1・ドミニク・クルーズvs水垣偉弥
2・TJディラショーvsヘナン・バラオン
3・クリス・ワイドマンvsLYOTO
4・ジョセ・アルドvsチャド・メンデスⅡ
5・ウィル・ブルックスvsマイケル・チャンドラーⅡ(ベラトール)
6・エディ・アルバレスvsドナルド・セローニ
7・川尻達也vsクレイ・グイダ
8・ファブリシオ・ヴェウドゥムvsマークハント
9・ジョシュ・トムソンvsボビー・グリーン
10・ジョシュ・バーネットvsディーンリスター(メタモリスのグラップリング)


 ランキングがちょっと例年以上に広がりない感じになっちゃったのは例年以上に他ジャンルを観れてないてのもあるけど、それ以上に軽量級シーンがバラエティ豊かなゆえな気もする。

 ネタのように2位ばっか挙げたUFCライト級戦線は特に今年一年すげえ面白くて、変な例えなんだけどすごくバランスのいい格ゲーを観てるかのようたった。各選手にある意味莫大な競技能力の差はないにも関わらず、選手個々の戦略や戦法は個性的で名勝負の比率が多い、みたいなあたりが。

 ベストバウトも色々あった。ドミニクの復帰は本当に鮮烈で、水垣の地道な努力が報われることなくあっという間に崩れ去るマゾヒステリックギリギリのカタルシス、ワイドマンとLYOTOの北米vs南米最後の神話、非UFC最強の一角だったろうアルバレスの意外な敗退、そしてセローニの飛躍、旧PRIDEからキャリアを続けるファブリシオとハントがヘビー級の面白さまみれの試合をやる感じなどなど…

 ウェルターはどうにもローラーもヘンドリックスも気に入らねえみたいな状態で期待のローリーマクドナルドがやや詰まってるという現状、今年に最も期待あるのはリック・ストーリーとジェイク・エレンバーガーを撃破し無敗を続ける若手ケルヴィン・ガステラムである。ってことで今年もよろしく。

スポンサーサイト

テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

明けましておめでとうございます。オウシュウベイコクベースの2013年ベスト10

Category: 年別ベスト   Tags: MMA  ボクシング  立ち技  
ああimages


 新年あけましておめでとうございます。月並みなエントリですが2013年のベストをまとめたものです。基本MMA中心に立ち技やボクシングが混合しているという、相も変わらず雑食にして混沌とした方針のため普段文脈だのパースペクティブだのを挙げておきながらその実でたらめな印象論というのが強い生焼けのランクです。

MVP

ジャンルを前進させる印象深い仕事を為した選手たち

1 堀口恭司 (修斗・VTJ→UFC)
2 デメトリアス・ジョンソン(UFC)
3 アンディ・リスティ(GLORY)
4 ビクトー・ベウフォート(UFC)
5 ロンダ・ラウジー(UFC)
6 アレクサンダー・シュレメンコ(ベラトール)
7 ジョニー・ヘンドリックス(UFC)
8 アンソニー・ペティス(UFC)
9 村田諒太(ボクシング)
10 石井慧 (IGF)

Best Bout

現在のシーンの文脈的に意味の深い部分や、質の高さを実現した試合


1 石渡伸太郎vs堀口恭司 (VTJ2nd)
2 アンデウソン・シウバvsクリス・ワイドマンⅡ (UFC168)
3 アンディ・リスティvsジョルジオ・ペトロシアン (GLORY12)
4 ロンダ・ラウジーvsリズ・カモーシェ (UFC157)
5 マイケル・チャンドラーvsエディ・アルバレスⅡ (ベラトール106)
6 デメトリアス・ジョンソンvsジョセフ・ベナビデスⅡ (UFC ON FOX9)
7 大石幸史vsホノリオ・バナリオⅠ・Ⅱ (ONE FC9&13)
8 久米鷹介vsナム・ウィンチョルⅠ・Ⅱ (ROAD FC11&13)
9 フロイド・メイウェザーvsサウル・アルバレス
10 田中路教vsクリサント・ピットピットンゲ(PXC37)

Toughest fight

恐るべきフィジカルやテクニックの強度の張り合いを見せた試合

1 ケイン・ヴェラスケスvsジュニオール・ドス・サントスⅢ
2 ギルバート・メレンデスvsディエゴ・サンチェス
3 アントニオ・シウバvsマーク・ハント
4 マイケル・チャンドラーvsエディ・アルバレスⅡ
5 ジェイク・シールズvsデミアン・マイア
6 ジョン・ジョーンズvsアレクサンダー・グスタフソン
7 ジョセ・アルドvsフランク・エドガー
8 デメトリアス・ジョンソンvsジョン・ダドソン
9 ジョルジュ・サン・ピエールvsジョニー・ヘンドリックス
10 ヴァンダレイ・シウバvsブライアン・スタン

奈落に落ちきった最悪試合

背景や文脈から試合内容まで含めて何から何までげんなりさせた試合

1 亀田興毅vsソン・ジョン・オー(韓国のどこか)
2 桜井マッハ速人vsイム・ジュソク(日本のどこか)
3 バダ・ハリvsザビッド・ザメドフ (伝説)
4 レミー・ボンヤスキーvsアンダーソン・ブラドック・シウバ (谷川)
5 今年のミルコの試合全部 (ユーラシア大陸)





 2013年というのは完全にMMAのトレンド変貌の年と言えるでしょう。日本からメジャー大会が消失し、その機関誌を運営していたメディアの一部などは「何もなかった」といってしまうような格闘技アルツハイマーを発症などしておりますが、それに反比例して呼応しているかのように日本周辺の韓国、シンガポール、時に中国、インドら経済的な成長度の前線にある国に至るまでのアジア諸国の興行が盛り上がりを見せ、また日本もメジャーは失えども総合格闘技の競技的基盤を担ってきた修斗・パンクラスが現在MMAの流れに呼応してVTJなどケージ大会でユニファイドルール採用というなかで北米前線への足掛かりとなる、という形で世界的にかなりトップ&ボトムの再編が進んでいるかに見えます。MVP&ベストバウトは日本におけるMMA再インストール最良の結果といえ、桜庭vsホイスクラスのラウンドが進むごとにバリバリとジャンルが再生と拡大を行っていく実感さえ感じました。

 また北米前線ではアンデウソンとGSPが一歩退く位置へと後退し、ワイドマンを代表にシーンが変貌。ロンダ・ラウジー、デメトリアス・ジョンソンらが新興階級に価値を与える仕事をしました。が、PPVを売り上げるスターの退場ということで今年のUFCには様々な変化や仕掛けがあると思われ、早くもWWEに戻ったはずのブロックレスナーのUFC復帰だなんて噂さえ流れています。競技力の莫大な変化に伴い、いささかの興行フックが弱まる過渡期に入るんだと思いますがその上昇下降も込みで面白がれるところです。


 MVPに大切な人物が抜け落ちていますが、クリス・ワイドマンの真価は今年から、という気分ゆえです。というわけで新年一発目の記事は、遅れましたが去年の最大のトピックとなったワイドマンvsアンデウソン・シウバ感想と考察になります。

 

テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

欧州米国基地外半生激臭白子げっそりアワード2011

Category: 年別ベスト   Tags: 3位選出に異様に苦しんだ  
P1010259.jpg

「2011年の何これ?」

 あっ、そうそうまずはワーストバウトはボブ・サップ2011年全試合で最悪盲腸選手はボブ・サップで最低暗黒興行はK-1南京大会で。今の時代に普通に格闘技流し見してれば全盛期のネームバリューで未だに倒れ役してるサップが全部ワーストで当たり前。「サップに続いてのワーストファイターは2位シルビア!3位レコ!4位サップ!」こんな結果を読んで面白いか?というか。もう今年のFEGはプロ格闘技全体の評価から個別で分けてFEG内で各分野トップ10やった方が座りがいい。それだけで大抵の格闘技アワードの下位と重複するだろうから。それほど歴史的に哀しい状態にある。

 だからこういうランキングをやったとしてもそういうのが独占状態になって当然過ぎるのであまりにも意味が無いので、なるべくそんな目立ちすぎるのは避けつつ考えた、邦画における「北京原人WHO ARE YOU?」に何か賞を与えるような最悪格闘技アワード、あまりにひどすぎて見てて笑ってしまったか、あるいは目を覆ってしまった半生白子げっそり格闘技アワードです。笑いなさい―泣きなさい―

Continue »

テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

欧州米国基地的格闘技アワード2011

Category: 年別ベスト   Tags: ---
P1010273.jpg

「2011年のベスト」

 あっ、そうそうまずはベストバウトはジョンジョーンズvsリョートでMVPはジョンジョーンズで最高興行はUFC141で。今の時代に普通に格闘技流し見してれば最優秀プロモーションたるUFC関連が全部ベストで当たり前。「ジョーンズに続いてのベストファイターは2位ダン!3位エドガー!4位アンデウソン!」こんな結果を読んで面白いか?というか。もう今年のUFCはプロ格闘技全体の評価から個別で分けてUFC内で各分野トップ10やった方が座りがいい。それだけで普通の格闘技アワードの上位とも変わりないだろうから。それほど歴史的にも凄い状態にある。

 だからこういうランキングをやったとしてもUFCが独占状態になって当然過ぎるのであまりにも意味が無いので、2011年の「未来に繋がる可能性」「変化の兆し」「日本格闘技と世界の奔流が繋がる可能性」という、極めて不確定な基準ではあるが、2、3年後にどういう効果があるか?という萌芽を中心にしたものにした。
ということで全てが「特別賞」アワードです。

Continue »

テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

プロフィール

EAbase887(葛西 祝)

Author:EAbase887(葛西 祝)
mail: kyukakukaizoudo@gmail.com

人気ブログランキングへ

ビデオゲームというフィルターから俯瞰する、現代エンターテインメント総合批評
「GAME・SCOPE・SIZE」もやっております。ゲームの他に映画・アニメ・小説なども取り扱っており、興味があればこちらにも。

人気ブログランキングへ


ひっそりとド偏見アニメネタレビュー「14ー21歳のセックスか戦争を知ったガキのモード」「もスタートしましたので、妙に少なくない格闘技ファンとアニメファン兼用の方はこちらもよろしくお願いします。

TweetCasting

ツイキャス・LIVE放送中はこちらからでも視聴できます



 
検索フォーム
 
 
 
 
 
 
ブロとも申請フォーム
 
 
QRコード
QR