オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


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ベンソン・ヘンダーソンvsジョシュ・トムソンの北米&南米的低音の薄い特殊性

Category: 見立てのMMA観戦記録   Tags: MMA  UFC  
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 今のUFCはじめ北米前線を眺めていれば当然、ジョーンズからワイドマンなどのチャンピオンをはじめ現MMAのトップ選手の多くが北米のカレッジレスリングのトップから現行のMMAメソッドを習得しているケースが多くを占めている。

 カレッジレスリングトップというのが大きなアドバンテージとしているのは、大まかに言ってフィジカルの強さを軸にした試合での各セクションでの制圧の強さだ。スタンドでのタックルやテイクダウンの技術や距離感による圧力、その組みでの争いの強さ、そしてグラウンドで相手を逃がさないキープ力のそれぞれだ。

 北米の象徴的なGSPが休養(そしてUFCとの些細な諍いに入り)、南米の象徴・アンデウソンも後退し、現時代として中軽量級にてアルド&バラオンのノヴァ・ユニオンが南米のメソッドを構築してる感がある構図になっているなか、どんどん北米・南米対立を越えてさらなる現代MMAの規律や縛りを強化させつつある印象はある。

 ところがそういう部分から比較的外れている試合というのはどんな感じか?というのをベンヘンvsトムソンは見せてくれ、それが名勝負だった、と思うのだった。

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ユリウス・カエサル≒榊原信行・石井館長説・ローマの剣闘士の発生そして終焉

Category: もうひとつの格闘技史   Tags: ---
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よく興行格闘技なんかでも良くも悪くも例えられるローマの剣闘士、そういえばあれ一体どこから来てそして終わったの?
 

 最近「帝国を魅せる剣闘士」という、歴史研究の本ではあるがローマはじめヨーロッパ中で行われた剣闘士の発生と発展、そして終焉の歴史に特化して調べられた本を読んでたら、その闘いを見世物にする根源的な部分はもとより、当時からの興行なんて視点さえもフォローされており読んでいて何やら実に思い当たるふしさえあった。ということであまりに今にも繋がる面を見た本の書評しつつのエントリ。途中途中に何かイメージ動画が挿入されますが、文脈的にズレまくっておりあくまで読書中に想起したシーンという印象です。

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テーマ : 歴史    ジャンル : 学問・文化・芸術

川尻達也はDREAMらしいどころかIGFよりIGFらしい・UFCシンガポール大会感想と考察

Category: 「見立て」の格闘観戦記録   Tags: ---
日本人4人が契約し、アジア圏での興行拡大的な意味合いの強いシンガポール大会。
しかし、その光景はどう見ても容赦のないUFCらしい選手4人それぞれが闘ってきていなかった試練としか思えなかった…
彼らはどう見えたのか?のツイートキャスティング。

テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

クリス・ワイドマンvsアンデウソン・シウバの再戦が発した神話のアーキタイプ

Category: 「見立て」の格闘観戦記録   Tags: MMA  UFC  
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 少々遅ればせながら
▼▼クリス・ワイドマンvsアンデウソン・シウバ 見立ての格闘観戦記録▼▼

前回の王座戦の考察twitcastingはこちらから

 クリス・ワイドマンとアンデウソン・シウバが再び対峙する光景から濃厚に感じられたのは、もしかしたら忘却になりかねない北米vs南米の構図のあまりにも明確な形であるだけでなく、それどころかリマッチによってはるかに明確になった徹底したリアリズムと先の見えない幻想(幻惑)の対峙から青年性と老人性の対峙、純粋と不純さの対峙までを含んだあらゆる陰陽の相克だ。つまり今年の最後の最後になって見事なまでに時代の変化から、あまりにも元型的な物語性までも象徴させたことが驚異的だった。

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テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

明けましておめでとうございます。オウシュウベイコクベースの2013年ベスト10

Category: 年別ベスト   Tags: MMA  ボクシング  立ち技  
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 新年あけましておめでとうございます。月並みなエントリですが2013年のベストをまとめたものです。基本MMA中心に立ち技やボクシングが混合しているという、相も変わらず雑食にして混沌とした方針のため普段文脈だのパースペクティブだのを挙げておきながらその実でたらめな印象論というのが強い生焼けのランクです。

MVP

ジャンルを前進させる印象深い仕事を為した選手たち

1 堀口恭司 (修斗・VTJ→UFC)
2 デメトリアス・ジョンソン(UFC)
3 アンディ・リスティ(GLORY)
4 ビクトー・ベウフォート(UFC)
5 ロンダ・ラウジー(UFC)
6 アレクサンダー・シュレメンコ(ベラトール)
7 ジョニー・ヘンドリックス(UFC)
8 アンソニー・ペティス(UFC)
9 村田諒太(ボクシング)
10 石井慧 (IGF)

Best Bout

現在のシーンの文脈的に意味の深い部分や、質の高さを実現した試合


1 石渡伸太郎vs堀口恭司 (VTJ2nd)
2 アンデウソン・シウバvsクリス・ワイドマンⅡ (UFC168)
3 アンディ・リスティvsジョルジオ・ペトロシアン (GLORY12)
4 ロンダ・ラウジーvsリズ・カモーシェ (UFC157)
5 マイケル・チャンドラーvsエディ・アルバレスⅡ (ベラトール106)
6 デメトリアス・ジョンソンvsジョセフ・ベナビデスⅡ (UFC ON FOX9)
7 大石幸史vsホノリオ・バナリオⅠ・Ⅱ (ONE FC9&13)
8 久米鷹介vsナム・ウィンチョルⅠ・Ⅱ (ROAD FC11&13)
9 フロイド・メイウェザーvsサウル・アルバレス
10 田中路教vsクリサント・ピットピットンゲ(PXC37)

Toughest fight

恐るべきフィジカルやテクニックの強度の張り合いを見せた試合

1 ケイン・ヴェラスケスvsジュニオール・ドス・サントスⅢ
2 ギルバート・メレンデスvsディエゴ・サンチェス
3 アントニオ・シウバvsマーク・ハント
4 マイケル・チャンドラーvsエディ・アルバレスⅡ
5 ジェイク・シールズvsデミアン・マイア
6 ジョン・ジョーンズvsアレクサンダー・グスタフソン
7 ジョセ・アルドvsフランク・エドガー
8 デメトリアス・ジョンソンvsジョン・ダドソン
9 ジョルジュ・サン・ピエールvsジョニー・ヘンドリックス
10 ヴァンダレイ・シウバvsブライアン・スタン

奈落に落ちきった最悪試合

背景や文脈から試合内容まで含めて何から何までげんなりさせた試合

1 亀田興毅vsソン・ジョン・オー(韓国のどこか)
2 桜井マッハ速人vsイム・ジュソク(日本のどこか)
3 バダ・ハリvsザビッド・ザメドフ (伝説)
4 レミー・ボンヤスキーvsアンダーソン・ブラドック・シウバ (谷川)
5 今年のミルコの試合全部 (ユーラシア大陸)





 2013年というのは完全にMMAのトレンド変貌の年と言えるでしょう。日本からメジャー大会が消失し、その機関誌を運営していたメディアの一部などは「何もなかった」といってしまうような格闘技アルツハイマーを発症などしておりますが、それに反比例して呼応しているかのように日本周辺の韓国、シンガポール、時に中国、インドら経済的な成長度の前線にある国に至るまでのアジア諸国の興行が盛り上がりを見せ、また日本もメジャーは失えども総合格闘技の競技的基盤を担ってきた修斗・パンクラスが現在MMAの流れに呼応してVTJなどケージ大会でユニファイドルール採用というなかで北米前線への足掛かりとなる、という形で世界的にかなりトップ&ボトムの再編が進んでいるかに見えます。MVP&ベストバウトは日本におけるMMA再インストール最良の結果といえ、桜庭vsホイスクラスのラウンドが進むごとにバリバリとジャンルが再生と拡大を行っていく実感さえ感じました。

 また北米前線ではアンデウソンとGSPが一歩退く位置へと後退し、ワイドマンを代表にシーンが変貌。ロンダ・ラウジー、デメトリアス・ジョンソンらが新興階級に価値を与える仕事をしました。が、PPVを売り上げるスターの退場ということで今年のUFCには様々な変化や仕掛けがあると思われ、早くもWWEに戻ったはずのブロックレスナーのUFC復帰だなんて噂さえ流れています。競技力の莫大な変化に伴い、いささかの興行フックが弱まる過渡期に入るんだと思いますがその上昇下降も込みで面白がれるところです。


 MVPに大切な人物が抜け落ちていますが、クリス・ワイドマンの真価は今年から、という気分ゆえです。というわけで新年一発目の記事は、遅れましたが去年の最大のトピックとなったワイドマンvsアンデウソン・シウバ感想と考察になります。

 

テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

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ビデオゲームというフィルターから俯瞰する、現代エンターテインメント総合批評
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