オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


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MMAドラッグトラブル

Category: 格闘周辺時評   Tags: ---
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 メインカードでの選手の怪我が立て続けに起きた時だとか定期的にUFCでは試練のようにトラブルがダマのようになって襲い掛かるのだが、今回は最大最悪の部類だろう。

 P4Pのトップであるジョン・ジョーンズはコカイン使用で人知れずぶっ飛んでいて、アンデウソンは禁止薬物の使用が発覚。ニックとの再戦の結果は凡庸どころかひどい結末となったうえにこれまでの偉大な戦績さえ疑惑の影が生まれる。すでにUFCを離れたジョン・フィッチからも薬物使用が認められた。ジャンルを牽引するはずのスターが立て続けに起こしたスキャンダルにえらいことになっている。

 とりあえず今回はコカインやマリファナでやけくそに、なジョーンズやニックのケースではなく、やはりもっとも問題であるアンデウソンを通してドーピングの件にクローズアップしたいと思う。

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天龍源一郎引退をみんな語るだろうが、99%言及されないだろうこの時期の話を そう「ハッスル」参戦時代

Category: プロレスの生む物語   Tags: ---
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 天龍源一郎引退のニュースは最近のプロレスネタでデカいもので、昭和から平成にかけてのプロレスの変貌に対し武骨な本質を変えぬまま対応し続けたレスラーが空前であることを改めて感じさせる。

 プロレスラーの時代の変貌への要請は難しいものだ…強さや真剣勝負の要請による武骨さであるとか、逆にエンターテイメントという名の下に興行を極めて行くとかとか、各時代によって求められる像が変わっていったのは確かであるが、90年代くらいから推し進められてただろう真剣勝負かエンタメかみたいなプロレスの振り切りが2000年を超えて極に達した時、逆に存在感のあるプロレスラーはどんどんいなくなっていった。

 天龍源一郎にどの時期でファンは入場したのかはそれはほんとに初期の大相撲からの転向だとか天龍革命、WARなどなどなどいろいろあるんだろうが、オレが入場したのはおそらく天龍史でも端役も端役だろうあのハッスルの時期からだったりする。

 ハッスルの評価ってここでかなり前に熱心に書いたけど、あれは皮膚感覚レベルでは面白がり切れない(四天王プロレスみるような重厚感はまったくない)試合が多かったけど、なにかコンセプト的に当時の新日本への批評になってるとかそういう意味ですげえ面白かった。新日本がブシロード体制になりふっ徴しつつある今隔世の感はあるが、当時はそうだったのだ。

 だがあとあとになってハッスルはもう一つの意味があったんではないか?ハッスル特有の違和感のもう一つの答えとは?ということを、ハッスル末期に参加したDDTのマッスル坂井がグレートサスケとの対談でたしか言っていた。




 それは参戦している高田延彦から川田利明、TAJIRIなどなど、そして坂井本人に至るまで実はハッスルはレスラーとしての引退を考える死に際の場所だったのではないか、というのである。実際マッスル坂井は一度足を洗ったし、川田は引退興行さえ行わぬままラーメン屋となっていった。なんらかの幕引きとしての意味のことを言ってたと思う。


 だとすると高田は田村潔司に壮絶に負けて高田総統やってるてのはたけしが「ソナチネ」のあとにバイク事故じゃなくて実は「みんな~やってるか~」のあとみたいな感じなんだけど、ともかく時代の潮流の中にいたレスラーの引き際という意味でハッスルを振り返っていると、なんとなく今回の天龍の引退とハッスル参戦の気配というものにオレは思いが行く。

 
 武骨でガラガラ声なのに小川直也よりも遥かにマイクパフォーマンスが上手く、高田総統とやりあってみせる。レイザーラモンHGもあるあるネタで覚醒前のRG(ほんとにハッスルで出世した最大の人物は彼だったり)をもボコボコにしながらもHGのハードゲイファッションだってやってみせる。ハッスルは武骨だったり不器用だったりしたレスラーがどこかで死に際を探していたかのようなリング、と仮定して振り返り、天龍が引退を発表した今再びインリン様に毒霧吹きかけてる時代を思い出すとそこに一抹の哀愁がある気がする。
 

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