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安藤晃司シンガポールの決戦

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 ONE FCで青木真也vs安藤晃司が決まった。

 久々に刺激的な日本人対決だ。ここ5年くらいのメジャー崩壊後の日本MMAで、非UFCで有力な選手が行き着いた先の対戦。ここにちょっとした因果な面白味がある。この面白味は非UFCというか、非北米MMA的で長らく見てない日本MMAの延長みたいなものだ。IGF山本勇気戦を必死で面白がらなきゃならない貧しさよりは、地味だが豊饒だ。(あんな試合を立てるために「石井vsミルコは誰も話題にしてない。話題になったものの勝ち」みたいに言ってる人はもうまともにものを観ることから降りてるんじゃないの)


 色々感慨深い…日本人選手でメディアでも大きくフィーチャーされるのは当然修斗~PRIDE武士道・HERO’sそれからDREAM、戦極といった今は亡きメジャー興行でトップ戦線にいる選手だ。対してメジャーで契約を結べなかったり、または結果を残せなかった選手がキャリアを伸ばしていく先は、中国や韓国をはじめとしたアジアでの興行で闘っていくことだった。

 メジャー興行があった時代、アジアMMAに関してはメディアの取り上げ方も傍流だった。中でもアジア界隈で結果をだしていた選手として韓国ROAD FCでチャンピオンシップを闘った久米鷹介、そして今回の主役である中国LFCでチャンピオンとなった安藤晃司が思い浮かぶ。


 間もなくメジャー興行が壊滅し、国内のMMAはVTJなど再編が進む。北米MMAがトップとしてMMAの道筋を作る。一方、そんなルールに適応しアジアMMAは進歩していく。旧DREAM勢はシンガポールのONE FCに多くの選手が契約し、非UFCの中のメジャーの場(おかしいかな?この書き方も)みたいになってる。

 青木真也と安藤晃司の対戦はオレにはドラマティックだ。日本MMAの主流と傍流のキャリアを積んできた人間同士の、近くて交わることが考えにくかったもの同士の邂逅だからだ。なんなら佐藤大輔にでも煽って欲しいくらいだ。あとは北岡悟vs久米鷹介なんかも実現しねえかな?


 もう一つの面白味と言えばふたりのベースとしている格闘技には柔道があること。一方は柔術に移行して高速で自分の優位なポジションに移行できる正確さと強さを持つ。同時に、勝機を見れば高速で関節技に向かうフィニッシュへの処理速度を持つ、今考えても異色で異形なタイプ。一方は秋山成勲~中村カズといった柔道型の体幹の強さベースで打撃戦と組み技でイニシアチブを取るタイプであり、これまでもこれからも柔道→MMA転向でありえるだろうタイプだ。

 試合展開を予想するに安藤晃司の苦難は容易に想像できる。青木が対日本人で見せる競技能力以上のドメスティックな残酷さはずっと記憶されてるだろうが、ここは傍流の静かな逆転を望む。


 

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