オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


王者の良心デメトリアス・ジョンソンが飛躍するには?

Category: MMA   Tags: ---
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 フライ級の難敵だったはずのジョン・ダドソンを2度に渡り勝利、しかも相手に持ち味を出させない優勢勝利を挙げている時点で今やデメトリアス・ジョンソンが絶対王者の良心だと言うことに疑いはないだろう。

 自分で書きながら思ったが絶対王者の良心なんてひどい言葉だ。それくらいここのところ他階級の絶対王者(元も含む)にケチが付き続けている。ジョン・ジョーンズの悲惨な王座はく奪、PEDに引っかかったアンデウソンはじめ、ここを指摘するのは違うのかもしれないがアルドやワイドマンの負傷によるチャンピオンシップの延期などなど…興行面から書くのは悪手なのは承知の上だけど、どうしても要になる階級に団体の顔役となる王者がいまのところいない。

 王者がケガなくコンスタントにチャンピオンシップを行い、しかも鮮烈な結果を残しているのはロンダ・ラウジーとデメトリアス・ジョンソンのふたりくらいだ。素晴らしいといえるが、一方で他階級が長い歴史があり選手層も厚いことを考えるに無条件に褒めるのも違うかもしれない。

 共通しているのは近年のUFCの中で男子フライ級と女子バンタム・ストロー級は新設の階級であることだ。これまでのUFCでは各階級に絶対王者がおり、その周辺に魅力的な選手がチャンピオンシップを争ってた歴史が醸成されている。でも新興の階級はそのあたりの価値や説得力がまだ出来上がっていないから、本当にハードに違いないチャンピオンシップをコンスタントに行えるのもあるのかもしれない。また上の階級のフィジカルに分がある選手が降りてきて選手層や競争力が増すということからすこし離れているのもあるかもしれない。

 ロンダ・ラウジーがUFCを飛び越えてロンダ個人の成功が加速してるのが圧倒的なのに対して、デメトリアス・ジョンソンも各チャンピオンシップにて価値ある勝利を挙げながら一向に人気(ヤバい言葉使っちゃった)が上がらないのを考える。男子の最軽量級のパフォーマンスこそMMAの競技能力の先端にあるのは間違いない。ものすごく難易度の高い要求になるが王者が王者を倒す、パッキャオみたいな階級下から他階級のスターと闘うみたいなものすんごくしんどいチャレンジを超えるしかないのか?なんて考えてもバンタム時代にドミニク・クルーズに完封されていた記憶が蘇るししかも肝心のドミニクは王者どころかまた怪我してしまい・・・

 一応絶対王者がさらに価値を高める階級上との対決、スターとスターの闘いの鮮烈な勝利といえばやっぱアンデウソンvsグリフィン。あれはターレス・レイチ戦の内容が問われていた渦中で、劇的なKO勝利を上げたことがアンデウソンの価値を高めた一戦だった。これを軽量級戦線に例えるとどうだろうな…あっあれだ、ユライア・フェイバーvsデメトリアスジョンソンみたいなちょっとした無茶みたいな…

 爛熟と競技環境の再整備が今年のトピックにあるだろうUFCの前進はちょっとわかり辛くなっていて、新設の階級の王者たちは決して成熟した階級になり切れていないせいなのか、UFCの良心みたいな印象が残ってる。女子ストロー級の新王者であるヨアナ・イェンジェイチックがここで連勝上げ続けたらなおのことよい。

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