オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


オウシュウ・ベース・日本立ち技格闘技に引かれた国境線と、その上に立つ日菜太

Category: 欧州構造体系   Tags: K-1  It'sshowtime    日菜太  
セブン

 ここんとこのショウタイム日本支部の登場と、いよいよ再開のニュースを出したK-1MAXの間のキナ臭さは、やっぱ興行格闘技の先天的な運命たる分裂の段階に入っていてヤバいということを思わせる。

 立ち技格闘技界に引かれつつある、FEG・ショウタイム間の、欧州と日本の国境線を境に正直危ない事態が起こりかねないという予感や、こうした構図においての日本国内においての(あくまで国内だけど)立ち技格闘技の歴史の手綱を持っている選手と、そしてその選手らこそが2011年の立ち技の爆発力かもしくは悲劇的な事件になるかの運命を背負っているという見立ての章。



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 今回のこのショウタイム・ジャパンとK-1MAXライト級トーナメントの発表を見比べて見て、逆算してこの状況で、競技能力的にもこうして分裂し始めている構図の面でも、両団体が提供する試合の中で一番意味深い試合というのはまんまだが「ペトロシアンVS日菜太じゃねえかなと感じた。これがなんにせよ日本立ち技格闘技分断時代直後のメルクマールに試合内容とも今後のキック史的にもなると思う。




 今回はどうにも野暮な話のほうにそれてしまいそうで嫌なんだが、こういう資金力の問題での団体分裂時代の到来を目前にしての予感は、ここんところ書いてるようになんらかの「事件」、それは特定選手よりの判定みたいな不穏試合から、書いてて本当に怖いのだが試合の過密スケジュールによる選手の安全などに支障があるのではないか?という面まで広い意味において結実しかねないものがあり、その事件の温床としてK-1・・・・っつうかFEGがやっぱり関わりかねない気がして怖い。

 特に、谷川代表の「ショウタイムと関わった選手はもう使わない」のような発言、その内容どうこう以前に正直脇がガラ空きすぎてらしくないっつうか相当追い詰められている失言なのか、それとも圧力かけるためのブラフなのか判定は置いておくにしても、その荒れたスタンスがK-1とショウタイム間の国境線上での事件に発展する可能性に繋がるように思え、そこがキナ臭くて危ない。


 ここで去年のK-1MAXの状況にまで遡ると、運営の問題でブアカーオやアンディ・サワーといったタレントたちがMAXから離れたところで、いち早く今日の状況を先行してたのが日菜太選手だったな、とつくづく思う。

 ポスト魔裟斗時代のK-1MAXということで、去年の長嶋自演乙と日菜太はもう見事なまでにその進路や、K-1というジャンルの捉え方や実際の競技能力まで好対照を為していて、このブログでは去年の日菜太選手の評価は「サワーとシュートボクシングで闘ってチョークで沈む、という結果。これはK-1メジャー失墜を遠因として示す象徴的試合。」みたいな評価で止まってたんだが、こうした分裂が明確になった時期からするとK-1MAXではないところでキシェンコ、サワーと闘い、そして今回遂にペトロシアンとの試合にまで到達してることの意味というのも相当だ。

 だからこそ、今の日本の立ち技に関しての時代状況と構図の中で、今後のMAXの選手らが、おそらくさらされるだろう今後のファイターとしてのありかたを日菜太は先に選択せざるを得なかったと見え、この立ち技世界の国境線の分断の時代に至ってその意味は増したと見ている。対ペトロシアンは識者の詳しい予想を待ちたい所だけど、この試合の勝敗が与える影響というか、組まれた影響というのは大きい。



 そして、分裂時代に突入した立ち技で、どうなるK-1MAXライト級つっても、個人的にはそのメンツは案外メジャー格闘技としてのK-1とも、ガチガチの競技としてのショウタイムにもフレキシブルに対応できそうなパーソナリティが揃ってはいることが唯一の救いだと思う。どっちに転んでも成功するかしないはともかく、長嶋自演くらいイベントとして振舞っても、日菜太くらい競技として浸かろうにもだいたいどっちのスタンスであろうがモチベーションにさほど影響はでなさそうな感じがするくらいには。

 ライト級日本トーナメントのテーマはビックリするくらい単純で、去年のライト級にて名を為した大和哲也・久保優太をはじめとしたキック選手VSK-1甲子園にて名を為し、キック大会にて結果を出している卜部巧也や野杁といった選手との対立というもので、HIROYAはMMA転向を一回宣言してるのもあってかいきなり大和を当てられるというキツいカードを組まれてて悪くはねえよなあとか思ったりした。

 そして、長嶋”自演乙”雄一郎は。自分なんかはこうした分裂の状況下になって俄然、日菜太との一戦がどんな形でもいいから組まれることを望む。どんな形であれ組まれる可能性がものすごく低くなっただけに。少なくとも今日の日本のメジャーの立ち技分裂の時代状況を試合に昇華できるコンテクストを持っているのはこの二人には違いなく、また泥沼の茨道が必至の今後、スキャンダラスな状況や構図をリング状にて闘いとして昇華できるコンテクストを持っている選手は今のところ見つからない。まだペトロシアン戦も終わってない中先走ってるけど、まだしも試合のなかで今日の時代状況を分かりやすく提示できるほうがいいに決まってる。

 そして組まれれば、ほぼ確実に「事件」は起こるのである。この時代状況を刻印した事件が。

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テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

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