オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


「MMAで最も記憶に残る25人の選手」:オウシュウ・ベイコク・ベースの地滑り海外情報

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「実在しないエクリチュールとその葛藤における関係と愛憎」D・W・マレー
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 ・・・みたいな超有名代表的MMAサイト様のような扉はともかく、ツイッターやってたら「日刊H.T」様より興味深い情報が流れてきたので、英語の練習も込みでの翻訳のエントリ。けっこう興味深いもので、少なくともアメリカ側に軸足を置いたMMAの歴史観というものがうかがえる記事。これは日本人のMMA歴史観に基づく場合絶対に違うものになるだろう。という、MMAというジャンルの認識差という意味でも単純で面白い記事。

ということで、オウシュウベイコクベースの海外情報「MMAで最も記憶に残る25人の選手」でーっす(笑)


原文・「MMA's 25 Most Memorable Fighters」
By MATT MOLGAARD
MMANEWS.COM Staff Writer

(ピンク文字ツッコミa.k.a感想 翻訳のEAbase887)

 MMAは合法のスポーツとして認められて20年に満たないものだ。それと同時に、ファイトゲームは飛躍的に成長し、幾人かの魅力的な選手たちを私たちの元に導いてきた。

 それは極悪非道の連中の数か、あるいはアメリカン・ヒーローの尊敬の数か。MMAは長年に渡って、多様な個性ある選手を生みだしている。私はトップの実力者たちだけをこのリスト乗せることに絞る気は無い。だから、広い意味でこのリストが評価されることを期待したい。

 ここに今、彼らに当てられているスポットライト(それがポジティブなものであれ、ネガティブなものであれ)が消えた後でも、人々に長く語られ、議論されるであろう25人のリストが出来上がった。

「第25位・イゴール・ボブチャンチン」

 イゴールの選手としてのキャリアは5年以上前に終了したが、彼がこのスポーツで最も恐れられたストライカーであることは変わらない。このスポーツの中で史上最長の無敗記録(敗北を差し挟まない37戦連続の闘い)の持ち主は、2000年にキャリアを減らすことにしたのだが、まだいくつかの素晴らしい勝利を得ることが出来た。
 ミルコ・クロコップのいくつかの最高のハイライトとしてイゴール戦のリ-ル・ノックアウトがあるだろうことと、90年代の彼の無敗記録によって記憶されるだろう。ともかく、イゴールは今だ多くの語られる余地のあるファイターであり、そしてそれは当分の間変わることはない。

(正直知らんかった・・・90年代のボブチャンチンは鬼のように試合を重ねていたのか。2000年代にキャリアを減らしたってのはPRIDEに上がるようになってファイトマネーが多く入るようになった、とかもあるのだろうか?)

「第24位・フレッド・エティッシュ」

 残念ながらエティッシュの名はこのスポーツのエリートの歴史を辿っていくことは無い。代わりに、ファンは彼がUFC2でジョニー・ローズから不必要なまでの打撃を手でこらえている姿を記憶していることだろう(場合によっては、ファンの誰かによってとんでもなくキツい評が為されていた)。それは本当にその男にとって恥ずかしい瞬間だった。MMAフォーラムでも今だそんなフレッドに対してのバッド・ジョークが飛びかっている。肯定的な意見では、彼がこのスポーツへの復帰を行い、最初のラウンドの攻撃でカイル・フレッチャーを止めることができたことによって、そんな彼自身の欠点を埋める第一歩を踏み出すことがてきた、というのがある。

(私たち日本人にとっての、MMAでの永田祐志あるいは曙みたいな扱いの選手、というのが向こうでも存在していたようだ。どーも向こうのネット界では何かあったらネタとして出されるという選手なのだろう。向こうで「Mr.Ettish(エティッシュさん)」「Sir.Ettish(エティッシュ神)」などと呼ばれているのだろうか?)


「第23位・ミルコ・クロコップ」

 ミルコがK-1からMMAに転身したことは、世界が注目した。あまりにも正当な理由で、クロアチアのヘッドハンターは印象的な16勝2敗2引き分けの戦績と共に名高いMMAのキャリアの幕を開けることになった。彼の左ハイキックほど危険なものは無く、これがもっともヘビー級で語り草になっていた技だった。
 
 あまりにも多くの道のりであったがために、ミルコの全盛期が色あせていくのも早く、2007年-ミルコが海外のUFCのオクタゴンに上がることになったとき―彼自身がダメージを見せつけることよりも、むしろノックアウトされてしまうことによって、抜け殻になっていることを見せてしまっていた。だけれども、長年のこのスポーツのファンは、PRIDEのリングで彼が享受した伝説的な道程と、このスポーツにて最高の自己演出を示す2行の句を忘れることはないだろう。「右のキックならば病院送り。左なら、墓の下だ。」

(ゼロ年代の日本の格闘技バブルの核の部分を回想する場合、その自伝の部分とムーブメントの部分を描いたものは丸々一冊の本にしてしまえるだろうミルコ。当ブログでもけっこう語った気もするが、完全にゼロ年代の格闘技ブームの気配とキャリアが見事なまでの呼応を見せており、こうした企画の場合やはり日本側から振り返った場合もっと重要な位置で語られるだろう。)

「第22位・マイケル・ピスピン」

 ビスピンのトラッシュ・トークは、イギリス人自身のファンが彼の人格に疑問を抱いてしまうくらいにトバしている。いくつかのぶっ飛んだ引用のために、このスポーツで最も嫌われている選手の一人に速攻でカウントされている。しかしながら、それがこの選手が闘うことができるという事実を変えることは無い。ビスピンが反体制で居続ける限り、下品な侮辱と、相手陣営に唾を吐きかねない間は、彼の名前と評判の悪いキャリアは今後数年間に渡って記憶されることだろう。

(ビスピンは日本側からすると「向こうの強い選手」くらいで、下り坂に見られ始めていたダンヘンやシウバが勝った時に「まだやれる」という基準として見てること多かったゆえにあんまピンときてねーっつうか。)

「第21位・桜庭和志」

 かなり小柄で、地味なタイプであるにもかかわらず、桜庭和志はかつては本当に恐れられている選手だった。彼はホイラー・ホイス・ヘンゾ・ハイアンを破ることで日本で急速に有名になった。そのことが、この日本のスターが当然記憶されていくだろうニックネームとして「グレイシー・ハンター」の名を獲得したことは言うまでも無い。

(うわっこの位置!しかもテレビテロップばりのテンプレートじゃねえか!桜庭和志の名前が挙がるその前史としてのUインターはじめ日本格闘技界の奔流まで遡って重要かと思うが、あんまそこまでする気も興味も感覚も日本と米国とでは交わさないか。しかし、この時期より獲得したネーム・バリューを今だ引きずっている現状を向こうはどう見ているのだろうか?)

「第20位・チェール・ソネン」

 ソネンは3つの事柄により覚えられていることだろう。:スポーツ史上、途方も無い侮辱を試合前に浴びせたこと、彼の信じがたい行為に対してアンデウソン・シウバがUFCミドル級のチャンピオンであることを示した唯一の男であること、そして、三角締めを防御を体得できておらず、押されて負けたこと!

(ネタかっ!アンデウソンVSソネンは、正直このUFCの原初の歴史、ホイスVSスバーンなどに見られる「柔術対レスリング」にも根差す構図を試合内容で提示してきたスゲエ試合で、これがUFC史上トップの一つと言っていいチャンピオンシップというのは問題ないというか。ファイターが犯罪を犯すケースは少なくないが、その中でもソネンはオレはマネーロンダリングの罪に問われた選手として覚えていることだろう・・・)

「第19位・青木真也」

 青木は日本から生まれたファイターとしては最高のものかもしれません。彼の間接技ほどに危険なものは無く、実質的に全てのこれから対戦相手になるだろう選手たちは心から恐れており、彼の28人の犠牲者の内の18人が極められていることから、その不安が立証される。この時点で彼は相手の肘を折り曲げ、壊した相手の骨とともに、そこまでやったことの裏側にある本当の快感を見出そうとするために闘いを終わらせ、倒れた敵を罵倒している。そうした青木のリングの中でのふざけた振舞いは永遠に彼の公でのイメージとなるだろう、。一言で言ってしまえば、彼は優れた選手であるのにかかわらず、しばらくの間忘れ去られることの無い卑劣なキャラクター、である。

(何も言うまい)

「第18位・フォレスト・グリフィン」
 フォレスト・グリフィンは、すでに名高いキャリアを味わっている。マウリシオ・ショーグンとクイントン・ランペイジ・ジャクソン(この勝利でUFCミドルのベルトを獲得)と渡って見事な勝利を主張し、彼はオッズを覆すことを繰り返している。それは、彼がキース・ジャーディン、ラシャド・エヴァンス・ティト・オーティズに対しての彼の試合を見ても、成功した時と同じくらい行き詰っていることが明らかであると分かる。しかしそれに関係なく、フォレストは、最高の状態のアンデウソン・シウバの手による驚くほど厄介な打撃を受けて負けたことによって記憶されているだろうことだが、ちょうど同じくらいのユーモラスで控えめな性格もそれに続くだろう。

(自分にとってのグリフィンの最大風速は、ショーグン戦でした)

「第17位・ダン・ヘンダーソン」
 ダン・ヘンダーソンは3つの出来事により記憶されることだろう。耐久性の信じられないほどのレベル(この時点で彼は35戦の闘いの中で打撃によって止められたことはない)ということ。UFC社長のダナ・ホワイト相手に全面的にまっこうから会話して処理できること、そして、このスポーツが見てきた中で最も危険な右の拳が、現在適切に「水爆」の異名を持っていること。

(ビスピン戦のフィニッシュがこの異名に繋がったと思われる。しかし、ダナと揉めたことがそんなトピックスになるってか・笑)

「第16位・タンク・アボット」

 「タンク」はこのスポーツの本物のバッド・ボーイの最初の一人だった。彼の重たい拳は競技というのを破壊することができ、自分の勝利に酔い、時には意識を失った彼の犠牲者を罵倒さえした。しかし、アボットはこのビジネスでそれよりも多くのことによって認識されている。バックステージでの喧嘩はアボットが関わっているということがほぼ一般認識になっていて、彼の伝説的なものはバーでの乱闘ととてつもないまでの侮辱というものだった。少なくとも一つ一つの出来事に酔う間に、多くの噂はオクタゴンの中にアボットを置くのである。

(「ヘビー級は見せ物」という構図がめっちゃ分かり易かったアボット。全盛期のこうしたたちの悪さは目にしておらず、吉田秀彦に片羽絞めで完敗していたことを静かに思いだす。合掌。)

「第15位・アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ」

 ノゲイラは生まれながらにしてのファイターだった。一本を取ってしまう彼の能力は伝説的なもので、彼のサブミッションゲームの恐ろしさは2ランク上のものだった。彼のキャリアの後半部分にそれは減少してはいるものの、一本を取る(または、間接技を仕掛ける)ために三つのことを吸いこもうとするノゲイラの意欲は、多くの場合このビジネスで見られない立派な特徴だ。

(PRIDE時代においてこうしてグラウンドに持ち込んで一本を取りに行こうとする姿勢というのも、現行のUFCを見るに、一本を取りに行く行動というのが判定に評価されにくいのもあってか日に日にその頻度は少なくなっている。近代MMAの一番気持ちいい部分を試合内容などともに凝縮できた選手という印象)

「第14位・ニック・ディアズ」

 ニック・ディアズはこのスポーツのホンマもんの凶悪犯の一人だ。けなしているように聞こえるかもしれないが、そうじゃない。骨の髄までタフなこの男が、ストックトン、カリフォルニアの路上でそのマインドを醸成したことが金網の中でのアグレッシブさに繋がっていることは知られた話で、彼がチームの名誉のために烏合の衆に向かって闘いに飛び出していくことにも躊躇しない。いつだって、どこだって。

 着実に積み上げられる印象的な試合と素晴らしい10連勝の戦績は、ほとんど2極化しているこのスポーツのなかでの今日のニックに人気を与えている。長年のUFC王者ジョルジュ・サンピエールとの邂逅が迫る中、偉大なるウェルター級の選手としてはこのカナダのチャンピオンを倒さなければならない。

(ディアズは今日のMMAの中では、最もドラマティックな試合やキャラクターを持っており、対戦相手含む戦績から<逆算してしまうとGSPに勝ち目は無いとは思うが、コンテクストが作用する期待もある。余談だけど、確かに伝え聞くファイトマネーなんか見ると、人気の2極化も分かる気がする)

「第13位・ケン・シャムロック」
 「世界で最も危険な男」を決める場所はどこなのか?ケンはMMAの初期の時代の大会に参戦した、このスポーツのパイオニアだ。彼は”間違いなく”ホイス・グレイシーが最初に敗北した相手(シャムロックの戦績には適応されたルールによりドローと記載されているが、今日の判定基準ならば容易に勝利していただろう)であり、WWEにて商品価値を上げるためにMMAから離れ、MMAの歴史の中でもっとも有名なライバルの抗争劇(ティト・オーティズとの確執)に関わり、最終的に人間サンドバックになってしまった。何年も前からこのスポーツは彼の背中から歩み去っていってしまっていた。

(ダン・スバーンじゃないんだ・・・この時代、日本のUWFの流れの「プロレス最強」みたいな価値と別に、本当にレスリングのベースを持っている人間が「プロ」として関われるスポーツの選択肢に、プロレスが一番でかいものであった中でのもうひとつの選択肢として誕生したとも見えるMMA。現在のUFCの判定基準にも言及しており、その意味でも本当にプロスポーツとしてのレスリングの意味は強まっていったよなあと思う)

「第12位・クイントン”ランペイジ”ジャクソン」

 ”ランペイジ”はおそらくこれまでプロ格闘技に参加した人間の中で最も皮肉な男だ。いつもジャクソンの舌先鋭い刺すようなディスりによって、言葉のトゲをバラまくのが大好きだ。しかしジャクソンはそんな口撃だけではなく圧倒的な打撃、とんでもないスラム、そして10年以上に渡ってトップ10ファイターに名を連ねる能力によって記憶されるだろうことで、これらの咆哮とドでかいチェーンも、人々の記憶の襞に残る可能性がある。

(ジャクソンは高けえな。あんま思い入れねーんだが)

「第11位・BJ・ペン」

 B・Jペンがこのスポーツでやっていないことは無い。彼はライト級からライトヘビー級にかけて進出し、数多くの階級の数多くのチャンピオンを倒し、このスポーツが見てきた中で最高の打たれ強さを披露し、相手の反則に対して延々とボヤき、そして
手をつかずにプールから飛び出せることも。ペンのために正確にそれらが記憶されることはとても難しいだろうが、私が記したことは、今後10年に渡ってこの歯に衣着せないハワイアンのことを忘れることをしないだろう。

(どーでもいいことなんだけど原文のスイミングプールの下り、「no hands (look mom!)」どうこうがわかんなくて調べてたらフェラチオ云々とかの意味にぶち当って、「まさかな、いや、ペンならプールで事に及んでもおかしくないな」とか思いながら訳していたが、YOTUBEでちゃんと深めのプールからジャンプして上がってる映像があったので安心した(笑)




 というわけで長過ぎんので11位までを翻訳してみたが、ベスト10の選手たちは比較的リアルタイムで活躍されてる選手たちも少なく無い故そこまで面白くは無いのだが、ここまでのリストでもかなりのところ意識の差みたいのも分かりやすいだろう。特に、フレッド・エティッシュの伝説は、永田や曙、ホセ・カンセコらを見てきた日本MMAの歴史的に光り輝きまくりなのであった。

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