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「記憶に残る25人のMMA選手」の日本人編は?

Category: MMA   Tags: 記憶に残る25人の日本人選手  MMA  
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 以前に翻訳した「MMAで最も記憶に残る25人の選手」を読み返しながら、ありがちなわりに書いてなかったこの企画で日本のMMA史のサイドに限ったらどう選ばれんのかなあと。

 こういうランキングは解析してみるに順位ごとにある程度意味があるってのはよくある話かもしれないが、このランキングは大体以下のこんな感じじゃあないだろうか?

25-23位:知られざる評価と経歴、半分ネタ的に印象深い選手
22-19位:選手の興行的なキャラ・競技的実績の価値のいずれかに水準の高い選手
18-15位:選手の興行的なキャラ・競技的実績の価値の双方に水準の高い選手
14-11位:上の評価に加え、このジャンルのある部分の歴史的な転換をもたらした選手
10位-8位:上の評価を総括した、スター選手
7-5位:上の評価を総括した、スター選手の上位
4位:高い実績と人気と共にこのジャンルで長らくリスペクトを得た選手
3位:現在のパウンド・フォー・パウンド上位の選手である
2位:現在のパウンド・フォー・パウンド最強の選手であり、特徴的なパーソナルである
1位:この選手の台頭がなければこのジャンルは存在しきれず、ここまでの人気や流れを得ることは無かった

 こーいう観点から日本MMAで25人選んだらこーなるかなあ、ということで当ブログはこうなった。 上の判断基準とやや矛盾のある部分が出てくるかもしれないが。

25位・市原海樹
(大道塾・空道のトップとして初期UFCに乗り込みホイスに敗退、そして格闘技界から去る)
24位・永田祐志
(ゼロ年代の格闘技バブルと新日本と猪木に差し挟まれ醜態をさらすことに)
23位・高田延彦
(ヒクソンとの闘いを実現することで、プロレス史の流れを格闘技史に繋げた)
22位・ミノワマン
(美濃輪育久)
21位・須藤元気
(格闘技を興行としても俯瞰して見れた選手。プロデューサーとして帰還してもらいたい)
20位・船木誠勝
(パンクラスを本当に「真剣勝負のプロレス」にし、格闘家像を無意識で自作自演していた)
19位・所英男
(格闘家地獄道から大舞台での奇跡的勝利によりシンデレラボーイに)
18位・藤田和之
(高いレスリングの実績によって新日本プロレスとMMAを越境した代表的な選手。それが支持されにくかったことさえ含めて)
17位・吉田秀彦
(柔道界から大マジにプロ興行に来たメダリストとは?の顛末が全キャリアに見られる)
16位・高阪剛
(リングス~UFC~新日本プロレス~PRIDE~解説者 なんだ競技者ってことでは他スポーツ的なまっとうさつうか)
15位・宇野薫
(初期日本MMAにて、元大道塾空道の西良典氏が創設した和術慧舟會出身の代表的活躍)
14位・近藤有己
(初期のパンクラスから高い打撃能力によって活躍し、PRIDE時代には外国人選手に渡りあえると期待されるも・・・)
13位・北岡悟
(初期のMMAで闘ってきた、合理的と思われる中井祐樹氏の弟子の部分と、パンクラスという団体の気配というのが良質に融合した選手)
12位・田村潔司
(UWFから各時代にて様々な団体を越境しつつ自らの価値を落とさないようにし、UWFのかつての同僚などとの試合をしながら、長年のファンに謎かけを残していく。)
11位・川尻達也
(「クラッシャー」と呼ばれてるが実質、固い組み技と寝技の強い選手。それゆえなのか大一番で撃破される印象が強いのか)
10位・三崎和雄
(PRIDE以降に秋山戦や2度のサンチアゴ戦など本人のパーソナルが発揮された名勝負を数多く生む)
 9位・中井祐樹
(ルールも曖昧、階級差も曖昧、しかもワンデートーナメントという初期MMAの場で結果を出し、以降に指導者として数多くの弟子を輩出)
 8位・佐藤ルミナ
(日本のMMA史の核だろう修斗を牽引するスター選手。)
 7位・秋山成勲
(日韓を越境した柔道家であり、日本MMAで最大の混乱を巻き起こし、そして現在UFCにて典型的なアジアの枠にある)
 6位・山本KID
(レスリング一家とか、アマレスとプロ格を越境しているとか、それ以上にあのアウトサイダー臭さ)
 5位・五味隆典
(問題無く、順調であれば格闘技なにも興味無い人間でもこの選手の名は知っているというほどのスターの可能性のあった選手だったと思う)
 4位・桜井マッハ速人
(単純にこのジャンルの良質な側面を引き出す試合や、アンデウソンやヒューズとも闘っていたなどバイオグラフィーの中にかなりMMA史が刻印されている。近年戦績は優れないが)
 3位・青木真也
(間違いなく日本のMMAで革新的な選手に違いないが、パーソナリティや現在の環境の中で行き詰ってる印象)
 2位・岡見勇信
(日本のメジャー団体の文脈をほぼ経験せずにUfcにて名をあげ、時を経て現在、日本人最強の選手という評価に)
 1位・桜庭和志
(完璧に前近代の「プロレス最強」「グレイシー最強」の幻想の時代に決着をつけた選手)

 上位は今この時点から振り返った結果。上位ほどそこまで面白見はねーっていうか、なるべく正史に近いイメージでザックリ名前連ねててもやはりつうか修斗出身者が上の方になり、歴史全体見渡しても結局1位はいわずもがな、という感じ。

 日本MMA史もプロレス・UWFはじめ、実戦を標榜した空道や初期の修斗、パンクラスはたまた保守的な柔道界などの人間らさえもが交錯していくことで、バブルを加速させながら紡がれていたことを作りながら再確認する。

 誰か「日本人立ち技編」とか、競技技術革新面の歴史に特化したランキングを作ってみてください。ランキング企画は安易ではあるし、恣意的な部分もどうしても出てくる面もあるが、比較的容易に歴史を振り返られる意味で良いとは思う。

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