オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


欧州米国基地の愛は死より冷酷

Category: 格闘周辺時評   Tags: ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー  批評  
P1010370.jpg 

EAbase887は見た!詭弁を!EAbase887は見た!情けなさを!EAbase887は見た!心を補正する輩を!EAbase887は見た!ガチ相撲を!
格闘技愛など死んでしまえ!格闘技嫌いのための格闘技時評




EAbase887は見た!青木真也が嫌い!とはっきり言えばいいのに何故か「MMAでは寝技は人気が無いから」とジャンル全体の傾向にすり替える批評の下手くそな人たち

 中途半端に本を読むことやネットとかで言葉巧みになっていくと、やっぱオレにしてもはっきり嫌いなもんを嫌い!と書き散らすのはかなり恥ずかしくなるし、それなりの理由で表明しないとバカかなにかに見られかねないから遠まわしに書いたりしていくのをいろんな人がやるが、しかし面白いことに・恐ろしいことにその書き方でまたその人の基礎見識みたいなものが見えてしまう。

 その中でもうオレが本当に最低だと思うのは単に青木が嫌いなだけなのに、「MMAで寝技は人気が無い」とか言う風に何故かジャンル全体の傾向に言いかえるもの。お前最近のチャールズ・オリヴェイラ見てんのか!古い話だけどUFCでも寝技決戦になったジョー・スティーブンソンvsネイト・ディアスやジョージ・ソテロポロスがファイト・オブ・ザ・ナイトなどの副賞を受けてるのも知らねーのか!別に面白い試合をやる奴、面白い試合があるだけで、ボクシング・レスリング的な判定基準であるUFCとはいえスタイルに貴賤はないことが分かるし、青木は試合は大変優れた内容やMMA史全体に残るサブミッションの勝利があり、正直人気はないどころかジャンルを進化させている一人であることには違いない。

 こういういい方は他ジャンルでもよく見かける詭弁で、単にそれが嫌いなだけなのに「映画ではこれこれだから人気がない」「だから音楽がダメになる」とか言い出すもの。オレはそうした言い方をしているか否かで「信用できる言説をできるか否か」を判断するポイントになると見ており、こういう言い方をしてしまっているのは基礎見識みたいなものがもう異様に弱いのではないかと思ってしまう。

 オレは青木真也が嫌いだ。それは本人の現在の進退や、とりまく状況だからか、日本格闘技界のドメステイックな側面ばかりに強さを発揮させるようになってしまっていることで、それは試合においても、映像や会場で観客として見る青木は小さくにしか見えないが、実際には180センチを越えた体格や手足の長さのアドバンテ―ジがあり、相対する同階級の選手にとっては明らかに踏み込み辛い圧力や懐の深さを強いられることを想像されることも含め、それはやはり格闘技ファンのドメスティックな意味の不快感を引き出したと思う。あえて青木の一番苦手な部分を書くならそこから表題をはじめとした、青木よりもっともっと嫌いな青木にツイッターで噛み付いている類の人間のような数多くの不見識を引き出したことにある。


EAbase887は見た!「結局格闘技の技術論を知っても何もないんですよね・・・」という情けないコアファン

 こういういい方は短絡的ではあるが、格闘技を語る言説も文系・理系的な別れ方があると思う。歴史的な意味を前提とした物語性、選手の人間力を元にした語り口を文系的とすると、それに対して格闘技を競技として、その技術やタクティクス、コンディション作りの方法という部分で理系的に捉えている側は「プロレス的」と揶揄しがちであったりする。(といっても、本当に理系的に解析出来てる見識の人はあんまり揶揄したりはしてないもので、なんかどっちの教典を信じるかという宗派の違いみたいな意味で荒れてるのがほとんどだけど。)

 しかし今現在進行中の興行格闘技の歴史の全体像を捉え、未来への予測、現在の展望、過去への評価を行えるのはのはそうした技術面の解析から全ての格闘技を比較していくことで可能と見え、出来ているのか分からないが自分でもきっちり技術面も見るようになり、こうみりゃ世界の変動つかめるんじゃないのかとこういうエントリ作ったりしていた。もっともっと複雑怪奇な状況にある格闘技の見通しを良くすることができるはずの視点を持っているはずなのに、部分的にしか見れないことを表明してしまう情けなさ。

 昔のスポナビの「武力まがいのオレンジ」様の意見だったか、確かに何も築けないというならばその種類のコアファンは馬鹿にされて当然か。

EAbase887は見た!「ジャパニーズ格闘技の良さは物語」という言葉で自慰にふける人たち

 これは「UFCは競技で競技を愛せないファンは間違っている」という単純な反論ではない。全くの逆で、物語性って日本格闘技にしかないものなんだろうか?UFCやアメリカのボクシングにはないもんなんだろうか? 「青木と北岡が闘うことの言いようも知れぬ物語」はUFCにはまったくないものなんだろうか?

 しかしこの問題はどうも日本におけるマスに向けたスポーツ全体に関わっているものであり、やっぱオリンピックからワールドカップに至るまで選手の家族関係や人間性なんかを持ちだした「物語性」というのがうんざりしてしまうというのをジャンル全体で見ている人なんかはよく言う。視聴させるフックとして、競技性云々の理屈はともかくもっとも有効に機能するものだからだろう。

 しかし現在のアメリカの興行もまたアンデウソンvsチェール・ソネンを持ち出すまでもなくPPVビジネスとしてある種のライバルストーリーをフックとしている面もあるし、これは次回のエントリにでもネタにしようかと思うが、アメリカ興行格闘技PPVビジネスの初期の完成形らしい80年代のボクシング中量級黄金時代もまたハグラ―・ハーンズ・レナード・デュランといったスターらによる闘いもまたライバル関係によるストーリーラインをよりどころにしていた側面があるとは思う。

 
 一つの視点であるが、この「格闘技の物語性」というのも詰めていくと興行ビジネスとして格闘技が放映される各国のパッケージの問題という側面も孕んでおり、日本のMMA、というよりメジャー格闘技の発達のポイントにはやはり地上波というのが大きく、件の日本MMA特殊文化の一つ、煽りビデオも佐藤大輔という作家が取沙汰されるけど、冷静に考えてみればこれもマスに向けての、視聴させるフックとして、競技性云々の理屈はともかくもっとも有効に機能するものとして発達したものだろう。

 乱雑な仮説を出してしまえば、第一に選手のライバル関係的な物語性は何も日本に限られたものではなくアメリカであっても有効なフックであろうこと、第二に興行のフックとするため、選手の競技能力以上に物語性を発達させたのは、TV・PPVビジネスなどなどのマスメディアであるのではないか?ということによって、結果「ジャパニーズMMAの特性は物語」という擁護は申し訳ないが好きな女の子に振られたか寝取られたかで涙目で自慰にふけっているかに見えてしまう。

 しかし、オレがジャパニーズMMAということ擁護する点があると、それはやはりジョー・シルバなどのインタビューなどでUFCが現在のようになるまでに、選手のトップ・ボトムの構造という部分でも参考にしていたと言い、MMA全体の正史を考えるなら、世界でもっとも早くMMAというものを競技にしようとしたという歴史を持ち、そして今も堀口恭司選手などはじめ、現在の日本のMMA選手の代表の数多くを生み出している修斗こそが誇るべきジャパニーズMMAの総本山だと思うのだが、何故なのかその点になると黙り出すのも「ジャパニーズMMAの特性は物語」と言い出す類の特徴なのである。

EAbase887は見た!ガチ相撲ひとつまともに見れず何故かジャンル取り扱い問題になり荒れる人たち。

 もう他メディアの格闘技愛がある人たちが作ったコンテンツと紙プロ周辺ライターはじめメディアの取り扱いで揉めるのは実りなさすぎるからいいかげんにしろって。書く方にしたって、ももいろクローバーと格闘技みたいな比較を面白く書けるのは吉田豪とか掟ポルシェ(というかロマンポルシェ。の二人)とか宇多丸だけ!それ以外が手を触れるな!オレも何を血迷ったか大失敗してるよ!

 ひっさびさに所選手がカッコよく思えたことと、ヒョードルの笑顔が名声に反してどうにも行かない現実を示すように凍りつくようになっていたこと(それは権力を持った元名選手だった人々のように)、決勝の取り組みで血生臭い大相撲の現在と復興を感じるものになったことが見れたことで十分。それ以上のものはないよ。

 でも今度特番でできることなら、テレビ番組的に予算・関係上メチャメチャ困難だと思うけどハンマー室伏選手や吉田沙保里さん呼んでほしい。そーゆー風にバラエティにきちっと振り切ることで勘違いも生まれなくなってくんじゃねえかなあと。おんなじこと言ってる人いたけど龍拳先生対ロボ!これも見たい。
  

格闘技 ブログランキングへ
スポンサーサイト

テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

Comments

Leave a Comment

プロフィール

EAbase887

Author:EAbase887
人気ブログランキングへ

ビデオゲームというフィルターから俯瞰する、現代エンターテインメント総合批評
「GAME・SCOPE・SIZE」もやっております。ゲームの他に映画・アニメ・小説なども取り扱っており、興味があればこちらにも。

人気ブログランキングへ


ひっそりとド偏見アニメネタレビュー「14ー21歳のセックスか戦争を知ったガキのモード」「もスタートしましたので、妙に少なくない格闘技ファンとアニメファン兼用の方はこちらもよろしくお願いします。

TweetCasting

ツイキャス・LIVE放送中はこちらからでも視聴できます



 
検索フォーム
 
 
 
 
 
 
ブロとも申請フォーム
 
 
QRコード
QR