オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


全ての興行格闘技は最後にボクシングとプロレスに至る

Category: プロ格闘技   Tags: MMA  UFC  ボクシング  プロレス  K−1  
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ピログvs石田を見ながら郷野vsチャンドラーに繋がる、誰も知らない世界への闘いを挑む日本人たちに関しての雑記。

あといつもこのブログが使っている「興行格闘技」という単語に関して。 



 世界 「誰も知らない~」の「誰」ってどの方面を差してるかって?「世間」ですよ!もうマニアほどうんざりしてるおっそろしく抽象化されてるそれですよ!今更なぜこんな話になるのかって?

 日本チャンドラーに無残に負ける郷野と、その後に引退を発表した姿と、インドネシアにてほぼクリス・ジョンに何もできず完封負けした木村章司を見ながらの(木村も郷野も30代半ばか・・・)オレ自身の最近の気分というか、青木vsアルバレスⅡの記事の最後の方にも少し書いたが「日本人がボクシング世界戦10何連敗という不名誉な記録」とあるが、何にせよ実力や興行の方面にて市場の覇権を日本から失って以降、急速に日本のMMAの風景が日本のボクシングに近づいたように思う、とは最近も書いた気がする。郷野を見てる時と木村を見てるときのオレの脳波は多分ほとんど同じ作用だろうというくらいには。


  世間昔のとある格闘技関係の人間の言葉だったか「最後はボクシングとプロレスに至る」という言葉は今のこうした現状から考えると(いや、考えなくても)至言だ。それは全ての興行格闘技が最終的に辿りつく傾向を示していると思うからだ。

 興行格闘技オレのブログの造語で、まあオレだけの見解の用語であるけど「興行格闘技」の要素も今まで書いて無かったし適当に使っていた感もあるので今更ながらある程度書いておく必要があるだろう。それは、


・そのジャンルの頂点を示す王者の価値が担保されていること
・ヒエラルキーのトップ・ボトムの質量共に高く、競技能力の白黒を競い合わせること
・スター同士での興行の物語性であること
・ショーとして完遂させ、客を満足させること
・世間に広く向けて、興行を仕掛けて衆目を集めること



 とりあえず競技性⇒興行性の順番にザックリ思いついたものを並べてみた。大体このどれをクリアしてるかで興行格闘技、団体の質量の強さをオレは測っている。3つめの「スター同士での興行の物語性」を境目にして、最終的に上の要素に行くならボクシング、下の要素に行くならプロレスといった具合だ。この5つをもっと細かい要素で割って(たとえば競技の正当性をジャッジする判定うんぬんから興行の成功を狙う八百長に至るまで)、実例を元にして推敲を重ねていけば普遍的な説得力も出るかな~、出ねえかな~これ「プロレスも興行格闘技である」という前提で含めてるってことで書いてるし、という感じだが。(昔のWWE前の、米国のテリトリー制のプロレスの構造なんかは、実にボクシングのジャンルの質量の強さを示す形に似ていたと思う。)


 MMAの世界全体の歴史はまあオレの思った興行格闘技の質量の強さを測る要素のほとんどをクリアしているUFCをトップとして、今おそらく米国PPVボクシングに近い価値であるが、現行の世界のボクシングの隙を突くというオルタナティブな意味を持っているとオレは見ている。MMAの世界では、ボクシングの元世界王者をおそらくはファイトマネーの値段によって引き付けて潰すという形で最近もジェームス・トニーを上げるなんてことをやっていたおかげで「MMAは下品である」という印象もあるとは思うが、興行格闘技の質量を測るという真っ向勝負の部分であっても組み合っていけてるのではと考えているのだが。


 日本国内のMMAは少なくとも、ターザン山本さんの用語を使うなら昭和新日本プロレスに近かったが(昔の「桜庭vsシウバ」あたりの紙プロ読んでたら、その時のゴルドーのインタビューに「今の総合はレッスルマニアに近い」とも)、PRIDEという最大の団体であり市場を失って以降、ある時期の日本のボクシングには近くなっている。ただ、分裂していった「世界へのベルト」を担保に世間へと闘いを披露するチャンスの有無を除いては。




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