オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


UFC対ストライクフォースの対抗戦でなんてほとんど見てないよね

Category: ウェブ線上の批評   Tags: MMA  UFC  
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 しばらく更新してなかったので広告が!いやあ正直ムカつく見た目になってましたね(笑)廃墟化したブログをコケのように広告が覆うってのは良く見かけたものだが実に見た目が悪い。あれに広告効果なんてあるのか?

 ストライクフォース停止後のトップコンテンダーがUFCに合流する形での今回チャンピオンシップとマッチメイクであるけど、なんというかズッファ買収後のかつての米国MMA興行団体同士の対抗戦というには時間も経過し過ぎているし、会場は割とそういう空気があったのかもしれないけど自分には全くそんな視点で見れなかった。

 絶対企業買収その後の対抗戦て一気に興行にしちゃえるカードなんだけど、2年前の時点でやらずにこうしてMMAの競技環境(ランキングの整備など)が出来上がった段階でのこれはジャンルとしての進歩なんだろうか?相変わらずジャンルの前提が書き換わってるのを感じつつのエントリ。

 新日本対Uインターなんて話を持ち出すなんてことはさすがに風化も著しいのでやめておくが、PRIDEが買収された時なんかはUFCもかなり意識的に「UFC対PRIDE」の構図でやっていたと思うけれど、あれは今振り返るとDSE~REいやいやネイション加藤の犬だった紙プロ史観だったのかな?別にアメリカ本国ではそこまで気にしてねえよなんてことあったりして。


 まあそうは言っても6年前のMMAの状況なんて、競技環境から言えば今よりもっと団体ごとにルールから判定基準もバラバラで階級整備もゆる~い時代だったので興行最優先で焼畑にしちゃうくらいっていう時代だし、やっぱUFC対PRIDEなんてビジネスのバトルの構図としては最上の見世物にされたよなと。本当PRIDEぶっ壊れてからの4年くらいまでは日本のプロレス格闘技興行史の視点で語れていたんだなとネイトがトムソンにどつかれているのを見ながら感慨深く思っていた。


 そんなpride崩壊後という変な時期にブログをスタートさせたせいで、日本のプロ格史ベースで興行論とそれに伴う見立てみたいな見方でここまで格闘技を眺めていたが、今振り返れば見事なまでにそういう見方だった日本との断絶を感じるばかりだ。


 興行格闘技がここまでスポーツ的なレベルまで変動してるのを現在進行で眺めていられるというのもすごいことだが、去年大会中止して一端つまずいたと思いきや更なるレベルにまで押し上げ、MMAを一律化させつつあるUFCがこの体制を長続きできたら本当に凄い。ボクシングなんて本当のただ一人の世界王者が成立できたというのも近代までで、歴史の中で中南米らへんまでの興行の拡大からどんどん権利の奪い合いから分裂しちゃって他団体での多種多数の王者を誕生からPPVビジネスへの変化という質的変換辿ってるわけなんだけど、UFCも近い未来にそうなってもおかしくないと常々思ってるから。

 ベン・ヘンダーソンvsギルバート・メレンデスに失われたプロモーションのイデオロギーを証明するみたいな気配はかけらもなく、そこにはチャンピオンと1位の試合があるだけだ。スプリットデシジョンでベンヘンが防衛したことに関しては若干の不満が漏れ聞くけれど(オレもリングジェネラルシップの面でメレンデスが有利では、と思ってたがヒット数のスタッツなども見る限りこうした判定でもおかしくない接戦と言う感じ)、正しいライト級頂点の競り合いであったと思う。考えてみればルールも環境も一緒であるUFCとストライクフォースにはケージの内角の数くらいしか違いはほとんどなく、買収後のイデオロギーうんぬんなんてあるはずもない。

 
 UFCはランキング制の導入はじめ、今月のゴン格でもMMAとキックのランキング(まあこれは独自見立てであるけれど)の設定などなど本当に興行格闘技がかなりの部分がスポーツのレベルに上がっていると言うすさまじいことで、これで次のジョーンズvsソネンというスキャンダルと人間関係をネタにした去年の大会中止の失態のフォロースルーを上手く終えられれば、やはり世界的に究極の状態になっているままだ。かつてより多くの人たちが見た格闘技のスポーツ化という未来に到達しているのである。ただそれが日本ではないことを除けば。
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テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

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