オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


アンデウソン&GSP以後のUFCの盤石さと裏腹の綱渡り感

Category: 見立てのMMA観戦記録   Tags: MMA  UFC  
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 MMAはじめ興行格闘技関連で競技性云々の話題は、それはもうジャンルの性質上永遠の問題と言って差し支えないとは思う。そういう意味で最近のUFCが「パフォーマンスオブナイト」と新たに副賞を追加したというのはそのあたりの綱渡りのようなバランスを修正していくかのようだ。

 前にアンデウソンvsワイドマンⅠの結果のツイキャスでテンション上がっちゃって「UFCは4団体に分裂しているボクシングよりも、名誉も報酬も頂点の団体であるゆえに上回ったと言える」だなんて言ってしまって、ここまではまだいいんだけど「ランキングも制定され完全実力制度の始まり。だからよりボクシングを上回る」と突っ走ってるところはさすがにあれは言い過ぎではあった。今更過ぎる話題でごめん、というか。

 振り返ればそもそもの「ランキングの基準によってチャンピオンシップなどマッチメイクが決定」みたいな部分が鉄壁のものじゃあないというのはそもそものアンデウソンvsワイドマンⅠ以前に、ウェルターの上位にランキングされていたジョン・フィッチがリリースされていることや、その後に岡見勇信がリリースされていったことからうかがえる。

 もちろんそれは王者を狙えない下降傾向の結果でにあるというの要因だが、単純には彼らのファイトスタイルが商業として結びつきにくい退屈さってのもやっぱ関係あってランキングに見合わないそのリリースに関してはとにかく周辺から諸説騒がれたけども、それがこう後になって「パフォーマンスオブナイト」の設定が出来上がるなんて背景も見るにやっぱり興行面のバランス取りだとつくづく感じるのだった。


 良くも悪くもアンデウソン&GSP以後の世界観というのはどうなるんだろうか?競技能力的にはMMAの技術体系的に(昔からだけど)どんどんフラットになっていく感じがあるけど、興行面とのバランス取との段取りに入ってちょっとした過渡期に入っているかに見える。UFCの周辺でもベラトールとWSOFなどが非UFCの北米プロモーションとして成長過程に入っているようで、なんとUFCでギルバート・メレンデスが揉めてベラトール移籍なんてことまで起きていたりする。(とはいえこれはかつてもランディ・クートゥアが揉めたりダン・ヘンダーソンが揉めたりとあったので、そういう文脈で見るべきではあるが)


 北米のパワーバランスもUFC1強状態というのはそれは変わらないけれど、それ以外というのが北米をはじめ成長していて世界的に結構な団体の水準というのは上がっているかに見える。選手に支払われる報酬や待遇なんかも変わってきていてこのあたりからもう少し今のボクシングのような分散状況ってのは生まれてくるのかどうか?なんてふと思ったりもした。
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テーマ : 格闘技    ジャンル : スポーツ

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