オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


UFCでここんとこ気になった試合まとめ ベンヘンvsハファエルなど

Category: 見立てのMMA観戦記録   Tags: UFC  
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 いったいどうしたんだ?というくらいの大会数の増加、しかも世界各国での大会でTUF中国の開拓などなどアンデウソンGSP後のP4PスターによるPPV時代以降ってのはどうなるんでしょうか?ということでここんところの膨大な大会から気になった試合をひとつ…

TUFチャイナ ファイナル

 アジア系はもうフェザーからフライ級の軽量が主体で、この階級は特にフットワークをフルラウンド使いながら出入りも素早くしつつ、相手を攻めていくことが要求されるのですごく基礎体力と技術、勘の良さみたいなのがしのぎを削る階級と見ている。

 各地域から体格のアドバンテージとして参入可能な階級であるゆえ競争率が高いなか、TUFチャイナ決勝の二人の試合内容を見るにやっぱフットワーク基調なのを当然としているのだが、そこから攻め手を出していかに制空権をとるか?の段取りになるとまだ両者戸惑っているかに見える。

 TUFの北米本土になるともう鼻っから世界の中堅プロモーションで実績上げてるてるような選手も参加してて、そのうえでふるいに掛けられるなんて厳しい競争率を見せられるわけでミカ・ミラーやクリスティアーノ・マルセロ、ロクサン・モダフェリなどなどが参加してたりする。で、それ以外の国になるとその国内で決めるんで試合クオリティに差はできるのか?と。 まあなんだ、TUFの日本版が出来たら北岡悟が参加してるみたいな無茶でも起きたらいろいろ面白いんだが。

マイケル・ピスピンvsカン・リー

 カン・リーの肉体が無駄なくらいのパンプアップが為されているように見えるのは、たぶん今はリョートのような有名な実力者でさえも下の階級へ行き肉体がシェープされていっているのを当然のように見ているせいかもしれない。もうもともとの身長やフィジカルから適正階級を多くの選手が見出し直している今、無理にミドル級のフィジカルに合わせているゆえの体格に見えてしまう。

 階級が細かく整備されていない昔のMMAはそうだった。自分の適正な階級以上の肉体を作り上げて臨むことは少なくはなかった。カン・リーは「中国拳法的」「ブルースリー的」とレトロMMAの価値が強いんだけど、オレがいまレトロ感を強く感じちゃうのは競技環境の変貌にあんま適応してないままのことか・・・

 リーチ差のあるピスピンはもう、ステップ&フットワーク基調でジャブで制空権取っちゃったら殆ど勝負は決まっちゃったようなもんになってしまい、40代オーバーのカン・リーの場合はここから階級落とすだとかは難しそうだな…IGFこねえかな…いや別に見たくはねえな…と複雑な思いに駆られるのだった。


ベンソン・ヘンダーソンvsハファエル・ドスアンジョス

 ドスアンジョスの勝ちというか、なにかディラショーvsバラオンのような「ムエタイ・テコンドー的立ち技に対して、より細かいステップやスイッチを高速で繰り返して相手に制空権を取らせずに予測できない攻めで完勝する」というカタルシスが無い。なのでこのアナライズが正しい気がまるでしないけれど、どうにもベンヘンの方の実力がダウン傾向に入り始めたのではって感じがしてしまう。

 フィニッシュのきっかけとなった飛び膝を受けてしまったのもそうだが、その後のドスアンジョスのガブりを抜け出そうとするスクランブルでパンチを受けて、ストップの入るダウンを受けてしまった。ドスアンジョスのファイトスタイルで、基本立ち技スタンスのタイプであるセラーニも撃破しているわけで勝利への伏線はあったのかもしれない。しかし、ベンヘンのこれまでの印象ながら際での対処は可能ではなかっただろうか?というのもある。

 つってもベンヘン、ハビロフやトムソンは落としていないし拮抗してたし、この印象は一次のものですぐに溶けちゃうかもしれない。ライト級はレスリングヘゲモニー外でMMAのスタンドから組み、グラウンドの回転が高速で回転する試合やってるので、ここんところ明確なスタンドやレスリングによる制圧ってのはハビブ・ヌルマゴメドフくらいしか見てない。そういう中ではベンヘンもなんか危うく映る。
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