オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


GSPのようなMMAファイターがボクシングに来たならば?の仮設、カール・フランプトン

Category: P・M・BOXING   Tags: ボクシング  
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IBFスーパーバンタム級タイトルマッチ
キコ・マルチネスvsカール・フランプトン

 えー、ボクシングファン的には9月にとっくに終わってる試合ですが、WOWOW外野席組的にはひと月遅れでこの試合です…

 長谷川穂積のキャリアの決定打となる試合を制したマルチネスの防衛戦の相手として、イギリスにて全勝というキャリアを誇るカール・フランプトンが立ちはだかったという試合。王者防衛線にもかかわらず、挑戦者のホーム。その理由の一つには過去にマルチネスはフランプトンに敗戦していたにもかかわらず先に王者となったため、その再戦ゆえとのことらしい。

 しかしオレが驚くのはカール・フロッチvsジョージ・グローブスの時にも思ったのだが、イギリスーアイルランドあたりのボクシングの観客動員数。興行的には難しめではある軽量級であるにもかかわらず、はた目からモニター越しに映る大会場に詰まった観客の数に驚かされたんだが、ここ数年(いやもっと長いスパン?)で何かあったんだろうか?このあたりよくわかってない。

 だがそれ以上に感銘を受けたのは、フランプトンの立ち回りだった。




単純に分ければタイト系スタンスで圧力やラッシュをかけるのがマルチネス。それをいなしてステップを多用して相手のタイミングに合わせて戦うのがフランプトンという組み合わせに見える。

 しかしマルチネスのタイトな攻め手は、足をうまく使い、制空権を堅持するフランプトンを捉えらえない。ここまでの重厚な攻めに対して脱力でいなし、空間をつかえるスタンスが上回る構図もメイウェザーvsマイダナで比較的おなじみのそれだ。

 だけどフランプトンからはよくある長身のデトロイトスタイルによる脱力や豊かな攻め手による距離の取り方というそれを思い出させない。代わりに、強く思い出させるのは北米レスリング系ルーツのMMAファイターたちの姿だ。両足の前後を広く開け、上半身を前傾させた重心の構え。そして両腕は硬直させすぎず、かつ緩めすぎないほど良い力での構えられ、相手との距離の置き方にはレスリング選手が距離を測るのに似て、前手を出して距離を取る。

 これはまるでGSPやコスチェック、それから時にジョーンズあたりがやっているレスリングベースのMMAファイターみたいなスタンスだ。それがボクシングで実現されてるみたいに見える。話広げちゃうとタイトな構えの圧力やボクシングの距離が生きるスタンスに対する、レスリングベースでステップを多用しタックルに対応したスタンスで圧倒するみたいな水垣vsクルーズ構図を少し思い出したというか。


 フランプトンの圧倒を見ながら思うのは、今MMAのトップがその基本的なスタンスのままどこまでボクシングで有効か?みたいな仮設だ。そのボクシング技術も飛躍的になっているなか、特にそのステップを利用した攻防の出し入れ、重心の置き方などは通常のボクシングの距離ともアウトボクシング的な間合いとも少々違うそれがボクシングで行われたなら?すでにMMAファイターのボクシング転向というケースは三浦広光選手などが思い当たるが、レスリング型MMAみたいなケースはわかんない。フランプトンの立ち回りはどこかそんな光景を思わせる。
 
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