オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


UFN55 ロックホールドよりウィテカーに尽きる

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ロックホールドvsピスピン

 今回の大会はKOや一本が続出するすげえいい興行だったし、わずか20歳だっていうジェイク・マシューズの鮮烈さなどなど見どころは多かったりする。

 そんな鮮烈さに彩られてたなかでロックホールドvsピスピンはまーなんというかピスピンの後退加減をじわじわとかんじさせるそれというか。ピスピンはここんとこはすっかり「こいつドーピングやってんじゃねえか」という相手ばっかり闘って負けたりしたりしてあとで文句言うみたいな選手となっており、魅力的な悪童だとか打撃屋だとかの特色というかそんな魅力が失せてきつつある感じになっているのだった。

 ともにビクトーにやられたもの同士の試合なんだけど、結構若手なかんじはあるのに長いキャリアのあるビクトーのほうが今や若く見える。というのはあの鮮やかな勝利ってのもそうだし噂される薬物使用だとかまるで加齢を重ねつつある女優が演技のほかに整形を繰り返し20代そこそこのアイドルよりもずっと美女や美少女のイメージに近づこうとして若く見えてしまうみたいな構図を勝手に思ったりする。

 ロックホールドはそういう意味ではまだナチュラルに若く、ひげ面になったピスピン(どうでもいいが唐突にひげ面になってしまってる選手は結構負ける。なんのかんのでショーであるし自己演出の面は免れないと思うので、精神に揺らぎでもあるのが象徴されるかのようだ)にほとんど完勝しているあたりに思うところがあった。

 

ウィテカーvsヘスター

 ミドル級に階級を上げたウィテカーの、体格差というハンデの面を逆にステップやコンビネーションの組み合わせといった処理速度、いやいや単純に小回りの利く体格を生かしているのにはふとボクシングでのミゲール・コットを思い出した。

 ライトヘビーでもかなり動きの数や速さといった処理速度ってばんばん上がってるんだけど、ここのところの階級変更ブームというか軽量級の技術の詰めの速度が上がってる感じが中菱級のレベルにまで及んでいるのかとか一時思わされるかのような勝ちぶりであったが、しかしボクシングにおいてミゲール・コットがいきなりミドルのトップであるセルヒオ・マルチネスに完勝してしまう勝利とは違っていてまだウェルターからミドルにあげたことの真価というのはわからなかったりする。

 組や詰め、グラウンドといったフィジカルの接触のシーンでは絶対に後塵を喫するのだけど、現代MMAが面白いのはボクシングやキック、近代MMA(リングでやるMMA、階級わけのええかげんさのころ)ではフィジカルのコンタクトをものすごく要求するフォームを持っているのに対して広いオクタゴンやフットワークやステップを利用した戦術のなかで、重いコンタクトのシーンというのを避けた戦いというのがかなり優位だったりする。軽量シーンで常に感心させられるのはそこで、それをミドルというレベルで可能か否か?という感覚をウィテカーは提示している。
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