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UFC181 JDS対ヴェラスケス3の幻影を感じつつ眺めるペティスとローラー

Category: 見立てのMMA観戦記録   Tags: UFC  MMA  
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アンソニー・ペティスvsギルバート・メレンデス

 そうUFCのライト級以下の階級は、ここ2年くらいの階級変更による振り分けも終わった今意外にレスリング&フィジカルのヘゲモニーは薄れてきてる。今ではそのタイプのトップクラスではベラトールのウィル・ブルックスくらいになっており、UFCで可能性あるのはハビブ・ヌルマゴメドフかギルバート・メレンデスくらいかって状況であるかに見える。

 とか書いていてもレスリング発のMMA選手というのもすでにフィジカル圧殺による勝ちケースでは中・重量級でもそんなに上位で多くなくなっていたりするし、確実に戦型のトレンドってのは変貌してる。その辺の象徴がTJディラショーvsバラオンやドミニク・クルーズあたりのスタイルではないか?と観てる。




 UFCライトは痩躯のテクニカルな選手が卓越したスタンド中心戦術のMMAをやってる流れにあり、今年もトムソンやバルボーザ、ボビーグリーンあたりが名勝負を作ってる。レスリング&ボクシングのアルバレスまでセラーニに敗れているみたいな現状になってるくらい。

 ペティスは間違いなくライト級の多彩な名勝負を導き出すスタイルの一人であり、フィジカル型のメレンデスとの対戦てのはどことなくどちらが現在型と旧型なのかを感じさせる対峙だった。詳しく見たらそれはペティスはディラショー型の戦型というわけではないしメレンデスはレスリング土壌でってのとも違うんでそういう対照とも違うのだけど。

 試合開始直前レフェリーを中心に向かいあう二人を見つつ思うのはメレンデスの肉体の膨れ上がり方がどうにも今のトレンドの中でハマってる感じに映らなくなってることだ。ヌルマゴメドフとか近似したタイプと思うけどあれはシャープな仕上がりだったはず。計量後に大幅に体重を戻してウェイトとフィジカルのアドバンテージって方向がもうどいつもこいつも機動力や戦術の処理能力の速さで競い合ってる状況の中、それは反射のような速度でフィニッシュを決めるペティスに対してどうなんだろうなと思った。全然違うけどカン・リーもミドル級じゃねえだろという膨れ上がりの違和感があった。

 メレンデスは2000年代後期から2010年代の頭まで日本にとってはMMAの前線のメルクマールとして例えば青木や川尻と闘うことで見せてくれた選手だったな、それがもうもしかしたらトレンド変貌の中で時代から遅れていく可能性もあるのかななんてうっすら変に感慨深くなっていた。

 ペティスに蹴りを出させないように、直感的な速さの打撃を打たせないように圧力をかけケージ際まで追い込み、そこでタックルを行うなどして追い込み主導権を握る、みたいな戦術。それがペティスの反射のようなギロチンで切って捨てられる悦楽というか絶望というかな結末のなかで過去のサンチェス戦から川尻、青木と記憶がなぜか遡っていった。

ジョニー・ヘンドリックスvsロビー・ローラー2

 これもジョニヘンの膨れ上がり感というか、どうにも王者戴冠後の試合内容が面白がりにくいのが辛い。階級に最適化した状態での肉体、戦型の意味ではローラーのほうが好みだったが各所で魅せるが決定打はない。またしても判定で各所で揉めるしウェルター王座戦は今年ろくなことない。

 そうローラーとはリーチ差がある故踏み込めず仕方ないともいえるのだが、ジョニヘンの鮮烈な打撃というのがどうにも感じられないのが辛い。オレが脳裏に焼き付けつづけているのは一瞬のうちにジョン・フィッチを葬り去った踏み込みの一撃だったのだが、そういう全身が連動した動きによる打撃が今回あんまり見れた気がしない。

 インローを織り交ぜたコンビネーションで足を止めていくような戦法だったのかもわからんが弓引きパンチや大振りパンチでの攻めの不恰好さを見ながらGSPの皇帝のような各動作の完成度を思い返し、木こりが暴れてるのをシャープな腹芸が得意な後継者候補がいさめてるみたいな、なんだこの例えみたいなひどい想像をしてしまう対戦になってたと思う。



 なぜか二つのタイトルマッチを見ながら去年のヘビーの驚異的で(かつ危険すぎた)試合であるJDSとヴェラスケスの試合を思い出した。基本痩躯の打撃屋vsレスリング&フィジカル。あの試合は圧倒的だったし、それどころかJDSの選手生命さえも一時不安になってしまうくらいだった。中軽量級であのような封殺は今可能なのか?というテクニカルとフィジカルのテーマで観ていたけれど、でもこちらではそれはまだありえなさそうだという結果だった。

 次のUFCはJDSとミオシッチという、ヘビーにおける痩躯のスタンド中心の対峙がメインでありどうなるかな……関係ないけどUFCに戻ってきたトッド・ダフィーの肉体造形になぜかスタローンとかシュワルツネッガーとか、古き良きそしてうさんくさきアメリカン・アクションスターのようなムードを感じた。一時期のアメリカの本当にクールな肉体美てのはああした類のそれであったのだが今は全く違うし北米MMAなんて薬物検査とか抜き打ちで実地したりして、このジャンルは表向き金網に放り込んで闘犬のように殴り合わせるみたいなマスイメージだけど実際はかなりヘルシーなムードになりつつある。

 そんな中ニュースが!元WWEスーパースター・CMパンクがUFC入り。おい何か格闘技のバックグラウンドあるの?とWikipediaを確認すると「柔術経験があるというギミックで」世界はまたヘルシーから俗悪へと向かうー
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