オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


アンソニー・ジョンソン台頭でライトヘビーはさらなる黄金期いや暗黒に突入する

Category: MMA   Tags: ---
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アレクサンダー・グスタフソンvsアンソニージョンソン


 ホームにてグスタフソンをリーチに劣るはずのアンソニージョンソンが1ラウンドが半分を過ぎるかすぎないかで打ち倒してしまう。これはマジですげえと驚くと言うか、危ういなという勢力図の変化を感じると言うか。トップクラスがなにやらゾワゾワするような選手とムードになってるような感じあるね。


 UFCライトヘビーこそがその興行的な良さや競技能力の高さ、そして数々のバラエティ溢れる選手が揃ったMMAの面白さが結集した階級であることには変わりはないんだけど、しかしその面白さはどうにも歪な場所にウェイトがある。

 3,4年前のライトヘビーの状況は比較的LYOTOからショーグン、ランペイジといった旧日本格闘技バブル勢からフォレスト・グリフィンらのような初代TUF勢、そしてまだ奇妙な若手であったジョン・ジョーンズが入り乱れる意味ですごいシンプルな面白さを感じられた。

 だけど現在のジョン・ジョーンズをトップとする、リーチやフィジカルに恵まれる黒人選手勢がランク上に上りつつあるライトヘビーの状況から感じられるのは明るさと暗さが極端なそれだ。それはもしかしたらアメリカのヘビー級黒人選手が切った張ったしていたボクシングの黄金時代のある意味の再生か?といったいい意味の印象なのだが、一方では3、4年前のライトヘビーのバラエティ豊かさと比べてトップ選手どころに異様に悲壮感や混乱ばかりがどこかに張り付いているものばかりな暗さがある。


 悲壮感と混乱、そんなもんトップのジョーンズがコカイン問題でグダグダになったり、当のアンソニージョンソンも問題を過去に起こしてたりとそれを金網の外のスキャンダルに求めることもあるけれど、その他に前回のコーミエとジョーンズの対照に見えるような悲壮というのもある。

 ボクシング界のヘビー級はヨーロッパでクリチコがずーっとヘゲモニーを握り続け、当のアメリカの黒人層では他のスポーツに流れてしまうために有力な選手が来なくなってしまった、という話を時々見かける(正確なのかは知らない)。今のUFCがけっこう前からある意味でボクシングの黄金期みたいなものを繰り返そうとしてると書いてるけど、ライトヘビーの現在にどっかしらに漂う悲壮や混乱までも繰り返しているのかはわからない。
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