オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


UFC184 ロンダ秒殺の影で

Category: 見立てのMMA観戦記録   Tags: ---
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 ロンダ・ラウジーの14秒勝利は予想が付かないつうか、どうも勝負にならなすぎるレベルの試合が続きもはや語る言葉さえないくらい。ジョーンズやアンデウソンといったP4Pのトップがドラッグトラブルでかなり格を落としている中で、興行って意味ではもう今最大のエースなんですね。

 ロンダはほんとに時代にハマりまくったグラップラーのチャンプなんだと思うけど、今回は彼女の秒殺を止められる可能性は?サイボーグ?とか逡巡した中で、今回の興行では打撃屋に印象がいったのだった。

トニー・ファーガソンvsグレイソン・チバウ

 ライト級トップ10外の中でも魅力的な試合をこなし、なおかつ連勝を続けているに関わらず今だトップとの絡みが少ないトニー・ファーガソン。改めて考えるに、TUF優勝者という華やかなはずの実績も持っているのに対して極めて地味な位置なのは解せないところはある。

 もう初期からのフォレストグリフィンの時代と違い、すでに2010年あたりの時点で米国リアリティショーとUFC契約のためのふるい落としを行ってスターを生んでいくみたいな時代とは違っていたからだろうか。TUF優勝者同士の対戦となったマイケルジョンソン戦も極めて地味に判定で終わっていた。ジョンソンのほうはバルボーザを撃破し、徐々に上位に食い込んでいくライト級レスリング主体の代表に昇りつつあるが。

 しかしファーガソンの安定感というか、相当なものだとも思ってる。筋骨隆々なグレイソンチバウとの相対の時点でかなり二人が試合で出来る動きの質というのは見えそうなくらいで、柔らかで正確な動きを持つ長身痩躯のボクサーであるファーガソンの優位は下らないだろうと感じたのだった。

ラケル・ペニントンvsホリー・ホルム

 ボクシングとキックの高い実績を引っ提げてきたというホリー・ホルム。実況解説を観るとサイボーグがロンダと当たることはもうパッキャオvsメイウェザー(決定おめでとうございます)くらいまで実現が遠い予感がしている中、ロンダの対照となるファイターとして期待がかけられているかに見える。

 ホルムが出てきたからってことじゃないが、女子の試合ももうほんとにスタンドでの打撃フォームはすげえタイトになってきてる試合が多くなってきた。ホルムの制空権の取っていき方などは男子のタイトなスタンド戦を制するそれに変わりはないくらい。

 しかしそれでもファーガソンのような肝心のフィニッシュまで到達する打撃というのはやはりまれなのだとも思う。もともとのホルムのスタイルやペニントンとの相性もあるだろうがどうしてもフィニッシュの遠い試合になってしまう。打撃でのフィニッシュを生み続けるサイボーグがやはり別格で、異形性が際立つ。

 
ロマン・サラザールvs山本KID徳郁

 2008年~09年のDREAM・戦極のころって日本のメジャー興行で中軽量級選手が主役である最後の時代でボクシング&レスリング系に五味・川尻・KIDあたりに対し、当時大躍進を遂げていたグラップラーたちである青木・北岡・今成という相対があった。

 もっともファンが望むような五味vs青木のような好対照による勝負は実現せず、五味vs北岡や青木vs川尻のような少々捻じれた形での実現になり、では当時最軽量級のフェザー級での対立でDREAMではKIDvs今成というのは期待されてたのを思い出す。

 なんでそんなことを急に…というのも3年ぶりにオクタゴンに上がるKIDがなんか今成みたいと思ってしまったからで、なんというか変に覇気がない感じ。ファンの質問も「そうですか」としか返事しなさそうだ。動きも間合いも非常によい立ち上がりなのだがなんか変な感じだと思っていたら、ホントに変な終わり方に。

 そして今成の現在はなんとアウトサイダーのチャンプ幕大輔戦が決定していたのだった。
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