オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


コナー・マクレガー戴冠

Category: 見立てのMMA観戦記録   Tags: ---
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 廃墟からの呼び声です。

ジョゼ・アルドvsコナー・マクレガー

 UFCはすでに堅牢な立ち位置になっているような印象は、2010年から見始めて数年の間続いていた。あのころのアンデウソンやGSPの活躍を見ていればほとんどそれは変わらないように思えた。

 しかし選手層が厚くなることに伴う様々な選手の階級変更など、周辺からの変化はあった。堅牢だと思われていた時代は変わっていた。

 去年から今年までのUFCはアンデウソンとGSPが一線を退き、加えてドーピング問題からジョーンズの事件などスキャンダラスな出来事が続いた。

 コナー・マクレガーはUFCが堅牢な印象を揺るがしてるそんな時期に、隙間を縫うかのように躍進していった。ボクシング出身の印象と言うより、フットワークとタイミングを合わせる精度の高さから空手家を想起させ、加えてオクタゴンの外で王者たちを煽り続けるそのスタンスはまるでアンデウソンとソネンが合わさったみたいだ。

 全財産をテーブルに賭けて博打に臨んでいるようなふるまいは、メンデスやアルドの前には無茶だと思われた。ここ2.3年の軽量級のシーンを牽引してきた堅牢なはずの北米チームのアルファメールとブラジルのノヴァ・ユニオンのトップをそれぞれ突き破ってしまうというのはあまりに出来過ぎだ。なんせUFCもPPVを売り上げるストーリーを描けるようなスターに不足していたころだ、フィックスドファイトを疑う声があってもおかしくない。



 確かなのはマクレガーの状態がおそらくキャリア史上最高の状態なことだ。割と聞くけど正確なアタックを相手のタイミングに合わせて完璧に打ち込むという単純なことなんだけど、それがまともにできる期間はおそらくわずかだ。アンデウソンの復帰後には、ニックとの相性もあったろうがあの正確なタイミングで打ち込むそれは消えていた。ここまで制空権を握り相手の攻め手を消すような戦い方はせず(アンデウソンでもあったとおもう)、おのれの正確な一撃を決めるタイミングで闘うみたいな鮮烈な闘い方はわずかな時期にしかできないと思う。そのわずかな時期をUFCのシーンが堅牢な印象を揺るがしている過渡期にはまった。本当に興行格闘技でまれに見る時代の寵児になってしまった。

 廃墟からでした。また亡霊に戻ります…

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