オウシュウ・ベイコク・ベース廃墟


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兄弟みたいな二人 ワイドマンvsロックホールドは3回くらいやってくれ

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  廃墟からの妄想です。人生には大切なことがあります。一か月前に書きかけの記事をいまさら上げるのも廃墟ならではです。

ワイドマンvsロックホールド

 この二人はなんだか兄弟みたいに似ている。辿ってきた経歴もいくばくか重なる。

 アンデウソンのほかにライトヘビーから階級を落とした空手家LYOTOが揃うミドル級の魔境を制したのは、アメリカの堅牢なバックグラウンドを持つクリス・ワイドマンだった。MMAの最適解を軽々と破ってしまう決着を幾度も生み出し、長らくこの階級を支配していたアンデウソンの魔術的なオーラを打ち破ったことで、キャリア全勝のままミドル級の王者に辿り付いた。

 ロックホールドはそれよりも早く、一度ストライクフォースにて王者を手にした。そのリーチを生かした、足技を駆使したスタンドでの制空権の取り方でジャカレイの攻め手を封じて勝利し、UFCに移って以降もビクトーにまさかのKO負けを喫するもLYOTOからの鮮烈なサブミッション勝利など印象深い。

 
 ブラジルからの魔術的な部分をほとんど打ち破ってきた、オーソドックスなファイトスタイルの強度の高い二人。おおざっぱに比べるとレスリングとキックのスタイルの対立があれど、根本の意識は近いように思える。アンデウソンもビクトーも競技性の変貌とPEDスキャンダルと共に過ぎ去っていき、ミドル級新時代のトップ戦線に二人が揃ったのを単なる偶然だと捉えるのはつまらない。

 とはいえ、期待していたような内容ではなかったのも確かだ。ワイドマンのパフォーマンスや戦術が混乱していて、3ラウンドに入る頃には口で息をするようになっていた。


 ロンダやアルドの衝撃的な敗戦の前に、ダイレクトリマッチの話がよく上がるのだが、やはりナンセンスだ。だけどオレはワイドマンとロックホールドという年齢も経歴も近しい二人に関してだけは別だ。初回こそ物足りないパフォーマンスというのはJDSとヴェラスケスの初戦を見たってそうだ。もう1度、この二人ばかりはなにかあるのではないかと感じてはいる。



 また廃墟の掃除に戻ります…人生はどうでもよいことばかりなのです。

コナー・マクレガー戴冠

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 廃墟からの呼び声です。

ジョゼ・アルドvsコナー・マクレガー

 UFCはすでに堅牢な立ち位置になっているような印象は、2010年から見始めて数年の間続いていた。あのころのアンデウソンやGSPの活躍を見ていればほとんどそれは変わらないように思えた。

 しかし選手層が厚くなることに伴う様々な選手の階級変更など、周辺からの変化はあった。堅牢だと思われていた時代は変わっていた。

 去年から今年までのUFCはアンデウソンとGSPが一線を退き、加えてドーピング問題からジョーンズの事件などスキャンダラスな出来事が続いた。

 コナー・マクレガーはUFCが堅牢な印象を揺るがしてるそんな時期に、隙間を縫うかのように躍進していった。ボクシング出身の印象と言うより、フットワークとタイミングを合わせる精度の高さから空手家を想起させ、加えてオクタゴンの外で王者たちを煽り続けるそのスタンスはまるでアンデウソンとソネンが合わさったみたいだ。

 全財産をテーブルに賭けて博打に臨んでいるようなふるまいは、メンデスやアルドの前には無茶だと思われた。ここ2.3年の軽量級のシーンを牽引してきた堅牢なはずの北米チームのアルファメールとブラジルのノヴァ・ユニオンのトップをそれぞれ突き破ってしまうというのはあまりに出来過ぎだ。なんせUFCもPPVを売り上げるストーリーを描けるようなスターに不足していたころだ、フィックスドファイトを疑う声があってもおかしくない。



 確かなのはマクレガーの状態がおそらくキャリア史上最高の状態なことだ。割と聞くけど正確なアタックを相手のタイミングに合わせて完璧に打ち込むという単純なことなんだけど、それがまともにできる期間はおそらくわずかだ。アンデウソンの復帰後には、ニックとの相性もあったろうがあの正確なタイミングで打ち込むそれは消えていた。ここまで制空権を握り相手の攻め手を消すような戦い方はせず(アンデウソンでもあったとおもう)、おのれの正確な一撃を決めるタイミングで闘うみたいな鮮烈な闘い方はわずかな時期にしかできないと思う。そのわずかな時期をUFCのシーンが堅牢な印象を揺るがしている過渡期にはまった。本当に興行格闘技でまれに見る時代の寵児になってしまった。

 廃墟からでした。また亡霊に戻ります…

ロンダの倒れ方の前にさすがのハーブ・ディーンも即、止めるのでした

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 廃墟から久々に書き散らしです。

 
 ロンダvsホリーはもしかしたら事前にロンダ不利ってことをわかってた人は少なくなかったのかもしれないね、とMMAサイトFIGHTLANDに6月に投稿されたエントリの抄訳を読んでいて思ったのだった。”ロンダは女子MMAにおけるホイスだ”のたとえはあんまりにも興行としてのセンセーショナルな側面も競技的な技術の側面も含めて可笑しくてしょうがないやら。


 MMAにて相手に組ませないステップワークや、相手の進行を止める制空権を握るジャブなどを効果的に生かすボクシング技術が効いてくるって流れまで含めて、前も思ったようなかんじでロンダの階級は本当にMMAの歴史の早回しなリピートみたいだ。だんだんと「柔道メダリスト」「MMA転向後秒殺の連続」「そして有名になって女優にまで」みたいなセンセーショナルな広がりもおさまっちゃって、よりがちがちな段階に移行するのかもしれないね。


 それにしてもだ。ホリー・ホルムは最初から一本勝ちを狙ってくるロンダが相手だったから衝撃的なKO勝利ができたけど、今後はどうなるんでしょうか。今振り返るとロンダとホリーは思ったより近い構図あるのかも。MMA転向後全勝とか二人とも他競技のトップをとって、転向直後は選手層がそこまで厚くない女子MMAの中で組技のフィジカルであるとか、ボクシングやキックの立ち回りがそこまでではなかった選手をKOするとかの構図とか。


 再戦あると思うんだけど、つまんない固い試合になりそうだなとは思う(正攻法になるならそうなるはず)。スター選手の黒星を修正する再戦はおおよそスタートからしてつまらないものだけど…ロンダがホルムに勝ちを見だそうとした場合、現在の男子のMMAみたいなタイトなスタンドとグラウンドになっていくのかもね。とはいえ、すぐに修正効くのかな?これまでの必勝パターンをすべて消す相手だし、 さっきのエントリにあったように、これまでの相手はガラガラのスタンド技術で組めるスキが大きかったから首投げから袈裟固めパウンドとか十字に行くとかできてたけど、テイクダウンの道筋もこれから複数増やせるのかな?ステップワークが変わり、タックル使うようになるとか……もしくは同大会に出場したウィテカーが、身長差のあるユライア・ホールをテイクダウンする際キックをキャッチしてテイクダウンに持ち込んでいたようなことをするのかな。


 それにしても、アンデウソン&GSP時代からすでに2年が経とうとしているが、競技的な充実度は高めな一方でセンセーショナルな興行的な華やかさのバランスがかつてなくぎりぎりな印象ある。PPVセラーたるロンダ敗戦によって、あとはコナー・マクレガーの大一番の博打がどう転ぶかって年末になるんだけど。以上、廃墟からでした…




2度目は無い ディラショーvsバラオンⅡ、それから五味の連敗

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五味隆典vsジョー・ローゾン

 いまやランカーと別なレジェンド枠の位置にあると見ていい五味。フィニッシュを一直線に目指したリスキーな攻めが魅力あるローゾンとのマッチアップ。往年のような魅力ある試合が求められていたにも関わらず、現実は厳しすぎる。エドガーvsBJペンⅢくらい、前線にいる人間とレジェンドに行った人間の差を感じる内容。


 あまりにもテイクダウンされてからのあっけないフィニッシュに「五味は寝技がどうなっているんだ…」の声がtwitterで飛び交っていたのだが、もうそういう一元的なレベルじゃない。トータルなMMA技術が下降傾向にあるとしか見えない。そもそも勝負だったろうスタンドの段階でリーチ差のあるローゾンから左ジャブを少なくなく受けており、フィニッシュに繋がるテイクダウンもまさに左ジャブがヒットし怯んだところにタックルに入られるという連携。既に五味のスタンドの入り方は研究されつくしており、ケンフロ戦の味わいない負けを思い出した。

 もう寝技どうこうのレベルじゃない。この前のマクレガーvsメンデスを思い出しても多くの不利を予想されてたマクレガーが、どうあれマットヒューズポジションにまでメンデスに取られながらも脱出していたのを思い出すにこの結果に関してはもしかしたらモチベーションの低下だとかトレーニングキャンプであるとか、総合して厳しい。


 さらに問題はである、レフェリーハーブ・ディーンの判断はいよいよ謎を増しており、選手が失神しているにもかかわらず試合続行。さっき例に出したマクレガーvsメンデスも奇しくもディーンなのだが、もはやこいつの目的がなんなのか一切理解不能の領域にあり、ただ一つ何らかの興行的に続させようとする何かがあるのだろうかと思わされるのだった。

ディラショーvsバラオンⅡ

 二人とも初戦にあったような鮮烈なステップワークであるとか、ノヴァ・ユニオンのトップゆえのタイトなムエタイ&柔術スタンスの緊張感が奇妙になくなっているのが気にかかる。ここのところのノヴァ・ユニオンのトップ、アルドの怪我であるとか、去年の話だがバラオンも減量ミスによる欠場をしていたことを思い出すとあまり良い現状ではないのかもしれない。ディラショーも「これでいいんや」みたいになってしまうのも、あまりよろしくないし。

 アルドは大丈夫だろうか?UFC軽量級は間違いなく質や選手層合わせてMMAの競技能力を前進させているに違いないのだが、肝心の興行を牽引するスターが少ない。コナー・マクレガーはちょうどそんなMMA軽量級の興行と競技のネックのところに台頭してきた。マクレガーvsアルドは思った以上に、もっとも競技論で観ることのできるだろう階級にて競技論が度外視されるような状況にあるような気がしてきた。

ローリーマクドナルドの停滞は堪える GSPで遅延されていたそれを見せつけられるから

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ロビーローラーVSローリーマクドナルド

 ウェルター級チャンピオンシップがどんな相手も完璧に封じ込めてしまうエレガンスな時代が終わりもうそろそろ2年になろうとしている。レスリング文脈によるジョニヘンとのチャンピオンシップの、GSPはもう限界なのかどうかといった実質的な勝敗や結末の見えなかったゾワゾワする試合結果は未だ心の襞に引っかかる。

 次代のGSPと言われたローリーマクドナルド。成人する以前からMMAがMMAとして成立している時代にプロになったネイティブの選手。それゆえ素晴らしいスタンドからグラウンドの繋ぎのパフォーマンスなど、その才気は少なくないオーディエンスが期待していた。しかし頂点ギリギリのところで思った以上に期待通りにはいかない結果となってしまっている。

 ロビーローラーとローリーマクドナルドの構図は、レスリングベースを抜いたGSPとジョニヘンの構図とほとんど一緒だ。神経質いや神経症とも言えるコンプリートファイターと高いフィジカルを持つパワーファイター、エリートと雑草(雑草て…)なんて対照なんだけど、今回の2回の試合によってGSPとジョニヘンの試合によって先延ばしにされていたはずの結末が生々しく目の前に現れる。




 レスリング比重が薄い二人の喧嘩四つでの対峙、それはどちらかが制空権を取りどちらかが完封させてしまうそれではなかった。ボクシングにおいて優れた選手がラウンドを重ねた後に相手の手を完封したのちに、フィニッシュにたどり着くといった試合ではない。コンプリートファイターが完封する、パワーファイターが一撃で潰すというそれじゃあなかった。


 端的にいって静かな潰し合いだ。想像以上にマクドナルドはローラーを止められないし、ローラーの打撃はマクドナルドに当たり、静かに蝕んでいく。それは良くも悪くも予想外である。マクドナルドの完封とフィニッシュが中盤に訪れかけ、ローラーとの初戦みたいな「まさかのフィジカルで完成度の高いのがやられちゃうなんてことは」という気分がなかったものになってくれるかと思った。しかし、ローラーはしのぎ、ここまでにマクドナルドを蝕んでいたダメージを貫き、鼻を骨折させてノックアウトさせたのだった。


 この結果は意外に堪える。結局GSPの決定打的な敗戦ってのは無かった。あの神経症的な完璧さの中で自ら引っ込んでいってしまった印象があった。それは しかしGSPの後を継ぐと言われたマクドナルドのこの完全に壊される形での負けは、GSPが(マット・セラの敗戦以来)決して見せなかった、いや徐々に近づきつつあった崩壊が目の前に提示されてるようで、それが堪えた。二人ともコンプリートファイターという裏で、観ていて精神的な部分でキリキリさせられる印象があった。

 往年のウェルター級チャンピオンシップが思った以上に完璧や完封を意味する以上に神経症的なそれをオレは見取ってもいたのかもしれない。ウェルターがジョニヘンとローラーのようなフィジカルの強さで圧倒すると言う、この階級特有の完成度とパワーの揺れゆえの現実は未だ慣れない。ローラーのパフォーマンスは素晴らしかった。でもGSPが最後まで遅延させていたぎりぎりの神経症のようなスタンスが目の前で壊されるみたいな、なにか現実に人格ごと壊されるような印象が残る結末だった。


 

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EAbase887

Author:EAbase887
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ビデオゲームというフィルターから俯瞰する、現代エンターテインメント総合批評
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ひっそりとド偏見アニメネタレビュー「14ー21歳のセックスか戦争を知ったガキのモード」「もスタートしましたので、妙に少なくない格闘技ファンとアニメファン兼用の方はこちらもよろしくお願いします。

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